5人以上の引越しは、50個以上の割合を合計すると51.2%に

エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、同社が運営する引越し比較・予約サイト「引越し侍」に新コーナー"引越し調査レポート"を新設した。第3弾のテーマは、「ダンボールの目安量」で、同サイトを利用して見積もりをした人の荷物量データを集計し、必要なダンボールの数を集計。ダンボールの目安量を、引越し人数別と間取り別の2つの視点から紹介している。

引越し人数別のダンボールの目安量、4人以上では「50個」が最多に

ダンボールの目安量を引越し人数別で見た結果、もっとも多かったダンボールの個数とその割合は、1人が「10個」(29.1%)、2人は「30個」(25.0%)、3人は「30個」(24.1%)、4人が「50個」(26.8%)、5人以上で「50個」(29.7%)となった。

単身引越しの場合は、15個以下の割合の合計が78.4%と8割近くを占めている。2~3人の引越しでは、30個がもっとも多い結果となった。4人以上の引越しになると50個がもっとも多くなっており、5人以上の引越しでは、50個以上の割合を合計すると51.2%と、半数以上を占める結果となった。

間取り別の目安量は、ワンルームは9個以下と10個以下に集中

ダンボールの目安量を間取り別で見た結果、もっとも多かったダンボールの個数とその割合は、ワンルームが「10個」(31.5%)、1K~1LDKも「10個」(28.1%)、2K~2LDKは「30個」(23.6%)、3K~3LDKは「50個」(21.4%)、4K以上も「50個」(16.6%)となった。

ワンルームは、9個以下と10個以下がどちらも30%超えに

ワンルームの場合は、9個以下と10個以下に数値が集中し、どちらも30%を超えた。1K~1LDKの場合は10個と15個の合計だけで50%を超え、半数以上を占める結果に。2K~2LDKの場合は、20個と30個の割合を合わせると約半数となっている。3K以上になると50個の割合がもっとも多くなるが、4K以上の場合は40個以下の割合の合計が70.2%と、7割を超える結果となった。

今回の調査データから、1人当たりに対するダンボールの目安量は10~15個と言える。同社では、年齢や生活スタイルなどにより目安となる個数は異なるもものの、引越し業者へ見積もり依頼をする際はここで紹介している結果を参考にしてみては、と呼びかけている。その他、詳細は同レポートWebページで確認できる。