AKB48の姉妹ユニット・HKT48の指原莉乃が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ワイドナショー』(毎週火曜24:35~25:25 4月からは毎週日曜10:55~)に出演し、自身のスキャンダルを振り返った。
番組の冒頭、MCの東野幸治は「ワイドショーでございますんで、あのこと聞いていいのか…いまさら聞くのもカッコ悪い話やなと思いながら。まぁまぁちょっと…聞いてみたいと思います」と紹介。指原は「生放送じゃなくてよかったなって思います。怖いから」と笑顔を見せ、レギュラーコメンテーターのダウンタウン・松本人志から「でも、まぁ、結構いろいろ思うところもあるんでしょ? 自分のことを含めて」と振られると、「思っていることと違うことをワイドショーは伝えたりするじゃないですか。だから、そういうのを全世界の人に広めていきたい」と意気込んでいた。
さらに東野から「今、一番言いたいことは何ですか?」と振られると、「AKBの記事に全部指原の名前も一緒に出てきてしまうんですよ。ほかのメンバーの記事でも」とコメント。自身のスキャンダルを「もう2年前になります」と振り返り、「あれ以降、スキャンダルが出ていません。1周回ってピュアみたいな感じなので」と現状を客観視した。
アイドルユニット・アリス十番の立花あんなへの脅迫で33歳の男が逮捕された事件の話題になると、「私自身にもありえる話です」と不安げな表情を見せるも、「『死ね』には何にも思わないです。(Twitterで)1日100件は言われていますもん(笑)」とバッシングに対する相当な耐性がついている様子。番組の事前アンケートで、「スキャンダルがあったので、自分はいつ殺されてもおかしくない」と書いたことに触れ、「"ノー"スキャンダルで殺されるのは嫌だけど、"ワン"スキャンダル…1.5スキャンダルぐらいですから(笑)」と説明した。
番組の最後、東野からの「また、なんかあったときに来てくださいよ」という誘いには、「もし、弁解したいことがあったらきます! 弁解したいことがないようにしたいですけど」と再出演にも前向きで、さらに「現在、彼氏もいらっしゃらないんでしょ?」と質問されると、「いないですよ(笑)」ときっぱり否定。松本が「ここで『いる』って言ったら面白いのに…」と残念がると、「いやいや、ダメです! いないです(笑) クリーンにがんばりたいと思います」と今後も"ノー"スキャンダルでいく姿勢を見せた。
指原は2012年6月、過去に元ファンと交際していたことが報じられた。事実ではない内容もあったとしながらも、その男性が友人であったことは認め、謝罪。AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏は、指原にHKT48への移籍を命じた。その後は2013年にHKT48劇場支配人を兼任し、第5回AKB48選抜総選挙では大島優子をおさえ、見事1位に。バラエティ番組や女優としても活躍している。