Bunkamura Galleryでは4月2日~10日に、「花」をテーマとした作品展「Flower impression」を開催する。
米国や豪州で活躍する印象派作家たち
同展では、国内外の現代作家のジェイソン・ベンジャミン氏、マイケル・デュダッシュ氏、大場節子氏の3人による原画、版画作品を展開。
オーストラリアで人気を博し、アメリカやイギリスでも活躍するジェイソン・ベンジャミン氏の作品は、光に焦点を当て、リアルでありながらも幻想的な雰囲気が特徴。モダンでスタイリッシュな画風から、シドニーの「CHANEL」リオープンを記念して限定製造された香水のビジュアルに作品が起用されるなど、活躍の場を広げている。
アメリカを代表する現代の印象派・マイケル・デュダッシュ氏の作品群の中で、圧倒的な人気を誇っているのが「花」をモチーフにしたもの。真上、斜め上から見る構図の中で、生命力を感じさせる花の様子を生き生きと描いている。個人コレクターにはハリウッドスターなどが名を連ね、現在アメリカで最も活躍している作家のひとりとされている。
世界を旅する日本人作家の大胆な曲線
日本からは、2013年に同館で個展を開催した大場節子氏の作品が登場する。大場氏はパリを拠点に各国を旅しながら作品を制作している。鮮やかな色彩や、力強く大胆な描線による臨場感漂う世界観が特徴で、今回は同展のために描き下ろした「花」の新作を発表する。
同展は開催期間中無休で開催。時間は10時~19時30分で入場は無料。