「大名古屋ビルヂング」の外観イメージ

三菱地所はこのほど、愛知県名古屋市中村区・JR名古屋駅前で開発中の「大名古屋ビルヂング」の商業ゾーンの開発概要を公表した。また併せて、キーテナントとして三越伊勢丹グループの新しい中型編集店舗であるセレクトストアの出店を発表した。

キーテナントとして、三越伊勢丹グループの中型編集店舗が出店

商業ゾーンの開発コンセプトは「D・N・A(大・名古屋ビルヂング・アドヴァンス)」。約半世紀にわたり名古屋駅前のシンボルとして親しまれてきた旧大名古屋ビルヂングのDNAを受け継ぎつつ、「新しさ」や「非日常性」などの新たな付加価値を提案・創造し、名古屋駅前の新しい顔にふさわしい複合施設を目指す、としている。

地下1階から地上3階の商業ゾーンの店舗面積は合計約8,500m2。地下1階で地下街に直結し、全体で約80店舗の出店を予定。アパレル・雑貨・食品・飲食などの、バラエティに富んだ業種構成とする計画となる。

地下1階から地上2階には、三越伊勢丹グループがキーテナントとしてセレクトストア(店舗面積約3,000m2)を出店する。そのほか、丸ビル・新丸ビルをはじめ都心型商業施設開発を通じ、都市生活者に向けたライフスタイル提案「東京・丸の内スタイル」発信し続けてきた同社のテナントネットワークと、名古屋・中京圏で支持されている地元専門店を融合・進化させ、名古屋「発」・名古屋「初」のこれまでにない魅力的なテナントミックスを創造するという。

同社では、2015年の開業に向け、今後、本格的なシーリングを進めていくとしている。その他、詳細は同社ニュースリリースを参照のこと。