2月24日~3月2日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
先週は24日、スペイン・バルセロナで世界最大級のモバイル・通信関連の展示会「Mobile World Congress 2014」(MWC 2014)が開催された。米Intelは「Merrifield」「Moorefield」という開発コード名で知られるスマートフォン向けSoC「Atom Z3400」シリーズと「Atom Z3500」シリーズを発表 。
同じく22nmプロセスで製造される、現行のタブレット向けSoC「Atom Z3700」シリーズ(Bay Trail-T)との違いは、搭載するGPU。Atom Z3700シリーズではIntel HD Graphicsだが、新発表のAtom Z3400/Atom Z3500シリーズでは、Imagination TechnologiesのGPU IP「PowerVR Series 6 Graphics」を採用し、PowerVR Series 5 Graphicsを載せるAtom Z2500シリーズ(Clover Trail+)と比べ、約2倍の性能を持つという。
また、米Microsoftは24日、多くの憶測を呼んでいたWindows 8.1のアップデートに関する発表を行った。大きなポイントとして「タッチ非対応PCでのUI改善」が挙げられており、マウス操作によるスタート画面の呼び出し機能などが加えられるという。従来のModern UIに一石を投じる結果になるかどうか。