米女優のアンジェリーナ・ジョリー自身が監督を務める映画『アンブロークン』で、アンジーは子供たちに「人間の精神の力強さを教えたい」と話している。
ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジーは、第2次世界大戦の英雄でオリンピックの長距離代表選手としても知られるルイス・ザンペリーニの人生を描いた新作『アンブロークン』で再びメガホンをとり、本作がポジティブなメッセージを送るものになることを願っているという。「私にとって、ルイスは自分のメッセージが何なのかについて常にはっきりわかっていたと思うの。それに私の子供たちにとっても、世界の誰にとっても、一見暗く希望もないように見えたり、どうしようもないように見えたりしても、人間の復活力や精神の力強さとは図り知れないものだと伝えてあげたいわ」
『アンブロークン』はアンジーにとって監督第3作目となるが、彼女はまた、どんな作品であろうとも、自分にとって重要な意味をなすものでなければいけないと考えている。「また監督をしたいと思ったけど、何をやればいいのかわからなかったの。それに監督をするなら、私が大好きで愛情を持っているものでなくてはいけなかったわ。だって監督業は、家族からかなりの時間離れなきゃいけないし、女優業よりもっとやることがあるから」
現在アンジーは、97歳となったルイスが住むロサンゼルスの自宅近くに住居を構えているが、ルイスと築き上げた人間関係により、この作品に対して責任を感じたと明かしている。「ルイスの話をしっかりと伝えるということはものすごく大きな責任だわ。だってルイスのことが大好きだから。それに彼は私の人生においてすごく助けになってくれたのよ」
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