セブン-イレブン・ジャパンは3月1日、愛媛県松山市と新居浜市にセブン-イレブン店舗を初出店した。松山市内に2店舗、新居浜市内に1店舗をオープンした。

同社は2013年3月1日、香川県・徳島県を皮切りに四国へ初出店。2014年2月28日時点で42都道府県に計1万6,319店を展開しており、今回の愛媛県への出店により出店エリアは43都道府県に拡大した。

愛媛県内での展開では、同社初という本格的な書籍チェーンとの併設店舗を出店。トーハンのグループ会社で松山市に本拠を置く「明屋(はるや)書店 石井店」の一部を改装し、イートインスペース併設型の店舗とした。また、愛媛県初出店に合わせて、電子マネー「愛媛県限定 みきゃんnanacoカード」を発売。愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をデザインしたもので、同県内の店舗限定で計3万5,000枚を販売する。

「愛媛県限定 みきゃんnanacoカード」(出典:セブン-イレブン・ジャパンWebサイト)

同社は現在、2015年度に出店予定の高知県も含めた四国全県への出店に向けて、専用工場や配送などインフラ整備を実施。2013年12月には香川県坂出市に初の米飯専用工場を設立し、2014年春には愛媛県新居浜市に惣菜やデザートなどの製造工場の稼働を予定している。なお、愛媛県内では2014年3月14日にさらに5店舗を出店し、2015年2月末までに約50店舗の出店を計画している。