東京都・上野で木梨憲武氏の作品展 - 絵画やオブジェ・映像など200点公開

上野の森美術館(東京都台東区)では5月20日～6月8日にかけて、タレントとして活躍する一方で作家としても活動を続ける木梨憲武氏の作品展「木梨憲武展×20years INSPIRATION - 瞬間の好奇心」を開催する。

20年間かけて描き続けた作品を公開

同展では、木梨氏が絵画などの制作を始めた1994年頃の作品から、最新作までの約20年の間に制作された絵画を中心に、ドローイング、オブジェ、映像など、200点を超える作品を展示する。木梨氏が絵を描き始めるきっかけとなったのは、1994年に放送されたバラエティ番組。以来、タレントとして活 躍する一方で制作も続け、今までに7度の個展を開催している。

木梨氏の作品は、大胆な色使いや構図を用いつつも緻密で繊細な描き方で、テイストの異なる作品が多いのも特徴。今回もキャンバスに描いたものだけではなく、馬券の裏や帽子に描いた絵など様々な素材を用いたものを公開する。また、ビーズ作家や映像作家、グラフィックデザイナーとのコラボレーション作品など交友関係の広い木梨氏ならではの作品も登場する。

また、東日本大震災後に思いを込めて描いた「太陽」と全国から送られてきた「みんなの太陽」のコーナーには募金箱を設置する。集まったお金は、サンドウィッチマンが被災者を支援するために開設した「東北魂義援金」に寄付する予定だという。

会期は、5月20日～6月8日。会期中は無休。開館時間は、10時～17時。入場料は、当日券一般・大学生は1,300円、中・高生700円。前売券一般・大学生1,100円、中・高生500円。前売券は、5月19日まで、チケットぴあ、ローソンチケットなどで販売する。なお、東京での公開が終了したあとは、石川県、岩手県、兵庫県、長崎県、福岡県などに巡回予定とのこと。