国土交通省はこのほど、2014年1月の建築着工統計調査報告を発表した。それによると、1月の新設住宅着工戸数は前年同月比12.3%増の7万7,843戸となった。17カ月連続で増加し、1月としては2008年以来6年ぶりの高水準を記録した。
利用関係別に見ると、持ち家は前年同月比5.9%増の2万4,955戸と17カ月連続の増加。貸家は同21.5%増の2万9,953戸と11カ月連続の増加。分譲住宅は同8.6%増の2万2,580戸と2カ月連続で増加し、うち分譲マンションは同18.6%増の1万1,941戸と4カ月ぶりの増加、1戸建住宅は同0.3%減の1万530戸と17カ月ぶりに減少した。
地域別に見た場合、首都圏の総戸数は前年同月比16.8%増で、うち持家は同3.0%増、貸家は同26.7%増、分譲住宅は同15.1%増。中部圏の総戸数は同5.8%増で、うち持家は同5.9%増、貸家は同6.8%増、分譲住宅は同4.5%増。近畿圏の総戸数は同11.7%増で、うち持家は同8.3%増、貸家は同25.4%増、分譲住宅は同2.3%増となった。
その他の地域の総戸数は前年同月比9.9%増で、うち持家は同6.9%増、貸家は同19.0%増、分譲住宅は同2.5%減となった。
建築工法別では、プレハブが前年同月比10.6%増の1万2,950戸と17カ月連続の増加。ツーバイフォーは同6.6%増の8,700戸と同じく17カ月連続で増加した。