現在、恋人がいる女性のみなさんは、彼の愛をちゃんと感じながら生活できていますか? 彼の愛情表現に物足りなさを覚えると、ついしてしまいがちになるのが、愛を確認するための行動。ですが、実行に移してしまうといずれ別れにつながりかねない行動もあるのです。今回は、愛を確認するためのNG行動をお伝えします。
■ケンカをするたびに「別れたい」と言う
この言葉が口グセのようになってしまっている人がいますが、その理由は、過去に「別れたい」と告げた時に、彼に全力で引き止められた経験があるからです。彼が本気で「自分は絶対に別れない」と言う姿を見て愛されていることを確認できたため、ケンカをするとつい、口走ってしまうのです。
ですが、軽々しく口にしてはいけません。実際にこの言葉が引き金となり、本当に別れてしまったカップルを、筆者は何組も見てきているのです。人により耐久回数は異なりますが、我慢の限界を超えてしまったその時、男性は潔く別れを決意します。そして、決断したら戻ることはありません。「覆水盆に返らず」ということわざどおり、元に戻ることはできなくなるのです。
■しつこく「愛してる?」「私のこと、どう思ってるの?」と聞く
言葉と態度の両方で、愛情を示してほしいのが女心。彼が口下手なタイプだと必然的に言葉での愛情表現が減ることになりますが、しつこく「愛してる?」「私のこと、どう思ってるの?」と聞くことは避けましょう。
疑問形で質問されるような形で何度も聞かれると、男性は責められているように感じてしまうもの。そして、基本的に男性は、面倒くさいことが大嫌いなので、「何度も聞かれて面倒くさい」と感じ、その恋人との関係そのものすら面倒くさいと考えてしまうこともあります。
疑問形で尋ねるのではなく、「愛してるよ」と自分の気持ちを伝えることを繰り返したほうが、彼も言いやすい環境になるはずです。
■お金を貸す
常識的に考えればダメなことだとはわかるはずなのですが、貢いでしまうタイプの女性は、お金を貸すことで「自分が彼に必要とされている」という、他人から認められたい「承認欲求」を満たしてしまうのです。そして、そのことに気づいていない女性も大勢います。「彼はきっと、私にしか相談できなかったんだ」と判断して貸してしまうようですが、これは、DVやモラハラの後、極端に優しくなる男性に手を差し伸べているのと同じ行動です。
極端な3例だと思うかもしれませんが、周囲を見渡すと案外多いのがこの3タイプ。当てはまってしまった人は、即やめましょうね。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。