陣内智則をはじめ、オードリー、ドランクドラゴンら、6人のお笑い芸人が1日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第18回東京ガールズコレクション 2014 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演し、IVANプロデュースの女装でランウェイに登場した。
これは、内村光良がMCを務めているTBS系のバラエティ番組『内村とザワつく夜』(毎週火曜21:00~21:54)とのコラボ企画。内村がビデオメッセージを通じ、「どうか温かい目で」と呼びかけると、まずは陣内智則が登場し、続く若林正恭(オードリー)がはにかみながらランウェイを歩いた。
そして、板倉俊之(インパルス)の美脚に歓声が上がり、渡辺直美をほうふつとさせる塚地武雅(ドランクドラゴン)のいでたちには「かわいい」という声も。厚底ブーツでノロノロと歩いた鈴木拓は、気まずそうにしながらも、サングラスを口にくわえてばっちりポージングを決めてみせた。トリを飾った春日は、いつものようなスタイルで練り歩き、先端部分では「トゥース!」「鬼瓦!」など、持ちネタのすべてを全力放出。スクリーンにはそれぞれの姿が映し出され、足元から顔が映ると、歓声が一気に爆笑へと変わっていた。
パフォーマンスを終え、陣内の第一声は「お邪魔しました!」。板倉は「歩くってこんなに難しいんだなって」と意外な発見もあったようで、「一生の思い出になりました」と笑顔を見せた。スキップするように歩いていた若林は「足があがらなかったので…」と明かし、鈴木は「俺に歓声をくれて涙が出そうになっちゃって…」と感激。一方の春日は「ギャグも全部受けました。次回以降も出た方がいいかなと」と満足気だった。
TGCは、2005年8月から春夏と秋冬モデルの年2回開催されている国内最大規模のファッションイベントで、今回は「Tokyo Wonderland!」をテーマに、"ワクワク"や"ドキドキ"が詰まった非日常体験を提案。100人超のモデルの華やかなショーに、約3万3,100人の観客が熱い声援を送った。