カカクコムは28日、同社が運営する購買支援サイト「価格.com(カカクドットコム)」の本・雑誌カテゴリにおいて、電子書籍の価格比較サービスを提供開始した。
電子書籍市場は現在、年平均成長率が23.6%と予測(2013年11月野村総合研究所調べ)され、今後数年にわたって拡大が見込まれていることから、ユーザーの比較検討ニーズに対応したという。
価格比較サービスでは、電子書籍サイト運営の4社(楽天Kobo、honto、ひかりTVブック、BookLive!)と連携し、約8万3,000点の電子書籍と、約90万点の紙書籍(新品・中古)の価格情報を、一覧比較することができる。
書籍の種類を問わず最安価格がひと目でわかるほか、 "中古書籍のみの結果"など、希望の条件から絞り込み表示も行えるようになっており、目当ての書籍を効率的に探すことが可能だ。比較検討した後は、店舗の売り場に移動してそのまま商品を購入できる。
また、「価格.com」の製品データベースと自動連携してWeb上に自分専用の本棚を所有するグループサービス「my rack(マイラック)」を活用することで、簡単に既読管理が行えたり、お勧めの作品情報を受け取ったりできる。
今後は、新たな電子書籍サイトとの連携に加え、「価格.com」の他のカテゴリで評価が高い機能の導入も計画している。