【女性編】新居を選ぶときのポイントランキング

対面式のキッチンにジェットバス付きのお風呂、ウォークインクローゼットまである。しかも駅前だなんて言うことなし。でもちょっと待った……予算が全然足りないかも!? 今回はマイナビニュース会員の女性377名に、新居を選ぶときのポイントについて聞いてみた。

Q. 引っ越しのとき、新居に求めるポイントといえば何ですか?
1位 立地 68.2%
2位 予算 58.6%
3位 広さ 41.4%
4位 セキュリティ 37.1%
5位 設備 33.4%

■立地
・「仕事や育児を考え立地にこだわった」(35歳/情報・IT/技術職)
・「駅近で暗い道を通らなくてすむこと」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の希望する地域かどうかが一番重要」(31歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「毎日の通勤の利便性を重視するから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「以前は坂の上で、買い物などが不便だったから」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

■予算
・「予算内でできるだけ条件のいい物件を探す」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「家賃を一番重視する……あとはどうにでも我慢できる」(30歳/学校・教育関連/営業職)
・「自分の身の丈に合った予算でないと、今後の生活が成り立たないから」(27歳/金融・証券/専門職)
・「他の生活費がキツキツになると楽しくないから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「家賃が安くてそこそこの設備があれば十分です」(27歳/生保・損保/販売職・サービス系)

■広さ
・「狭い家ではストレスだから」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「部屋数が重要だから」(28歳/金融・証券/専門職)
・「学生時代に住んだマンションが家賃の割に狭く、収納もなく不便だったので」(38歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「余裕が欲しいから」(27歳/医療・福祉/専門職)

■セキュリティ
・「安心して住みたいので」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「物騒な世の中なので」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「今がオートロックで安心なので、今後もそうしたい」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「女性なのでセキュリティは重視する」(30歳/その他/その他)

■設備
・「毎日の暮らしを良くしてくれるものだから」(24歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「通販が多いので宅配ボックスが欲しい」(26歳/金融・証券/事務系専門職)
・「トイレとお風呂は別々がいい」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「ガス漏れが怖いので、オール電化にこだわっている」(29歳/情報・IT/技術職)

■その他・番外編
・「虫が出ない: 広さやセキュリティなどは我慢できるが、虫だけは我慢できないし、一人でどうにもできないから」(22歳/情報・IT/技術職)
・「デザイン: 畳は嫌」(22歳/その他/その他)
・「暖かさ: 冷え性なので冬暖かいことが重要です」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「耐震性: 東海地震の予想範囲地域なので」(26歳/機械・精密機器/技術職)
・「築年数: きれいかどうか」(24歳/建設・土木/技術職)

■総評
「新居を選ぶときのポイント」ランキング、女性編の1位は「立地」だった。ほとんどが「駅近」を希望するもので、「暗い夜道を歩かなくていいので安心」「体力的に楽」といった女性ならではの理由が並んだ。中には、駅近で安くて静かなところがいい、と不動産屋さんを悩ませるような意見も。2位にランクインしたのは「予算」。「自分の身の丈に合った……」「生活がしんどくなるから」といった理由が多かった。憧れの部屋で暮らしたいのは山々だけど、毎日値引きシールばかりを探して買い物……、なんていう節約生活は避けたいようだ。

3位は「広さ」。東京、大阪などの大都会で生活している人からの支持が圧倒的に多かった。「狭い家ではストレスだから」と、外での窮屈な生活から解放され「ホッ」とできるような空間を自宅に求める人が大半のよう。ただ、部屋が広いと物をたくさん置きがちになって、結局窮屈な部屋に……、なんてことにならないよう気をつけたい。続いて「セキュリティ」が4位にランクイン。物騒な事件が多い世の中、女性が安全を重視するのは当然のこと。間取りやデザインだけでなく、自分がどんなセキュリティで守ってもらえるのか、しっかりとチェックしておいた方が良さそうだ。

5位は「設備」。オール電化に食洗機、宅配ボックスなど、暮らしを楽にしてくれるような設備を望む声が寄せられた。そのほかは階数、耐震性、デザインなどが続き、上位にランクインしたポイントと合わせて「どれも重要」「何か1つではなくトータルでよい物件を選びたい」という意見も少なくはなかった。一方で「転勤族で社宅が決まっているので選択肢がない」といったちょっと寂しい声も。

全ての条件を満たした物件にはなかなか出会えないものだが、理想を抱くのは自由。何だか結婚相手を選ぶのと似ている気が……。たまにはモデルルーム巡りでもして、そこでの生活を想像してみては?

調査時期: 2014年1月24日～2014年1月28日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性377名
調査方法:インターネットログイン式アンケート