マウスコンピューターは27日、同社の法人向けPCブランド「MousePro」で、最新の組み込み向けOS「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」の取り扱い開始を発表した。プリインストールモデルとしてIntel Core i3-3227U搭載の小型PCを本日から発売する。直販価格は79,800円から。

「MousePro-M385B-EMBD」

VESAマウント対応

「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」は、PC教室やインターネットカフェ、コールセンターなど、特定の業務利用に適した組み込み向けOS。通常のWindos OSを不特定多数のユーザーが利用する場合、ライセンスに追加で「レンタルライツ」を組み合わせる必要があり、手続きや管理が煩雑だという。「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」では、不特定多数のユーザーによる利用が考慮されており、複雑なライセンス管理が解消されるという。

また、システム上の全てのHDD領域や指定したファイル、レジストリを保護、再起動時に稼働中の全ての変更を復元する「Unified Write Filter」をはじめとする豊富なロックダウン機能を備える。

「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」をプリインストールした小型PC「MousePro-M385B-EMBD」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3227U(1.9GHz)、チップセットがIntel HM76 Express、メモリが4GB DDR3 PC3-12800、ストレージが320GB SATA2 HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000、OSがWindows Embedded 8.1 Industry Pro 64bit。