JR東日本新潟支社は、4月からの「新潟デスティネーションキャンペーン」、6月からの「山形デスティネーションキャンペーン」に合わせ、同支社の3駅をリニューアルした。
リニューアルにあたっては、各駅ともそれぞれの地域や街のイメージにふさわしい意匠をめざしたという。1月31日に完成した十日町駅では、コンコース・待合室・トイレの上部ガラス面を十日町名産のそばや着物、国宝に指定されている火焔型土器、十日町の自然などをイメージした化粧シートで装飾。駅正面には、十日町の木々の緑と差し込む光、山々や雪をイメージした装飾を施した。
2月10日に工事を終えた咲花駅は、走行するSLを眺められる展望デッキと、木のぬくもりが感じられる待合室を備えた"観光駅舎"へと生まれ変わった。
2月28日完成予定の鶴岡駅は、洋風建築が多く残る街並みに合わせて洋館風駅舎にリニューアル。コンコースやホーム、コンコース内待合室には木の要素を取り入れた。同駅では3月1日12時25分頃から、下り「きらきらうえつ」の到着に合わせ、鶴岡市主催のリニューアルセレモニーが行われる予定だ。