パイオニアは2月27日、ペダリングモニターセンサー「SGY-PM910H」とサイクルコンピューター「SGX-CA500」を発表した。発売は3月下旬。希望小売価格は、SGY-PM910Hが129,600円で、SGX-CA500が29,800円(いずれも税別)。
SGY-PM910H
SGY-PM910Hは、シマノ製のクランク「FC-9000」「FC-6800」に対応した高精度ペダリングモニターセンサー。FC-9000は世界的なロードレースでも数多く使用されているシマノのフラッグシップモデルだ。SGY-PM910Hでは、30度ごと計12カ所に設けられているひずみセンサーにより、左右のクランクに掛かる力の大きさと方向を測定。測定データをリアルタイムでサイクルコンピューターに送ることができる。対応しているサイクルコンピューターは、SGX-CA500と、既発売の「SGX-CA900」。
サイズは、右パーツの送信機がW58.3×D21.3×H46.1mm、中継ボックスとひずみゲージユニットカバーがW76×D7.3×H36.7mmで、左パーツがW92.5×D8.6×H34.7mm。質量は約66gだ。通信方式はANT+で、電源はCR2002。
SGX-CA500
SGX-CA500は、W58×D19×H58mmという業界最小クラスを実現したサイクルコンピューター。質量は約75gだ。
横幅1.87インチのモノクロタッチパネルディスプレイ(160×128ドット)を装備しており、ペダリング効率、左右のパワー値、力の方向と大きさを、リアルタイムにグラフィック表示可能。また、SGY-PM910HだけでなくANT+に対応した各種センサーからのデータも表示でき、レイアウトのカスタマイズも可能だ。
GPS、気圧計、温度計を内蔵。接続インタフェースにUSBを備えるほか、Wi-Fiでのワイヤレス接続に対応しており、データをWeb解析サービス「シクロスフィア」にアップロードすることが可能。PCやタブレットを使用して走行後にデータ解析を行うことができる。電源は内蔵の充電池。約4時間の充電で、約12時間の連続使用が可能だ。