「第28回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストが27日、発表され、AKB48が「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門で史上初3年連続受賞を達成し、さらに「シングル・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5シングル(5曲独占)」など9冠に輝いた。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門で史上初3年連続受賞を達成したAKB48

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、対象期間中(2012年11月1日~2013年12月31日)のCD、音楽ビデオ、有料音楽配信等の正味売上金額合計が最も多いアーティストに贈られる賞で、邦楽・洋楽各1組を選出。邦楽部門で3年連続受賞となったAKB48は「沢山の方に自分たちの曲を聴いていただき、手に取っていただき、愛していただいているのかなと思うと、とても嬉しくて光栄です。これからもAKB48は応援して下さるみなさんに元気や笑顔を届けられる活動を続けていきたいと思っています」と喜びのコメントを発表した。

AKB48はまた、「さよならクロール」で4年連続「シングル・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、同曲に「永遠プレッシャー」「恋するフォーチュンクッキー」「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」「ハート・エレキ」を加えた5曲で「ベスト5シングル」を3年連続で独占する快挙も達成した。

また、「ベスト5シングル」を受賞した「恋するフォーチュンクッキー」は、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」、そして、「ベスト5ソング・バイ・ダウンロード」にも輝いた。「恋するフォーチュンクッキー」についてAKBは、「この曲は沢山の方に聴いていただいて、動画サイトでは沢山の方が踊ってくださって、本当に沢山の方に愛していただけてとても嬉しかったです」と話している。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」洋楽部門初受賞のONE DIRECTIONは、セカンドアルバム『TAKE ME HOME』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト3アルバム」も受賞。「去年は2度も日本に行くことができました。日本のファンのみんなに会うことができて、そして、こうして受賞することができて、本当に最高の1年になりました。僕たちにとって日本は大好きな国の1つになりました。そして、日本のファンは世界1です。アイシテマス!」と日本のファンにメッセージを送った。

そのほか各賞は、「ベスト・エイジアン・アーティスト」には東方神起、「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」にはクリス・ハート、「アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」には嵐の『LOVE』といった結果になっている。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」洋楽部門を初受賞したONE DIRECTION

「ベスト・エイジアン・アーティスト」受賞の東方神起(左)と、「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」受賞のクリス・ハート(右)

左から、アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)の「LOVE/嵐」、「シングル・オブ・ザ・イヤー」の「さよならクロール/AKB48」、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽)」の「恋するフォーチュンクッキー/AKB48」