3月14日に生放送される『第44回NHK上方漫才コンテスト』(NHK総合 19:30~※近畿ブロックのみ)の本戦出場者6組が26日、NHK大阪放送局で行われた会見に出席した。
今年度は123組がエントリーした予選会を勝ち抜き、本戦に駒を進めたのは、インディアンス、タナからイケダ、ビーフケーキ、藤崎マーケット、プリマ旦那、和牛(50音順)の面々。決勝では、3組ずつが2つのブロックに分かれて4分のネタで競い合い、各ブロックから勝ち上がった2組が決勝に進出。優勝をかけ、8分の長尺ネタで火花を散らす。会見ではブロック分け抽選会も行われ、【Aブロック】1.プリマ旦那 2.タナからイケダ 3.藤崎マーケット 【Bブロック】1.和牛 2.インディアンス 3.ビーフケーキ の組み合わせ(ネタ披露順も同じ)に決定した。
本戦初出場ながら、いきなりプレッシャーの大きいトップバッターを引き当ててしまったプリマ旦那・野村は「正直、いい気はしない…」と動揺しながらも、「初出場で初優勝をいただきたい。"ごちそうさん"ということで!(笑)」と現在放送中の連続テレビ小説のタイトルをちゃっかり取り入れたコメントでNHKにアピールを。また、昨年度の大会で決勝戦進出を果たすも、惜しくもウーマンラッシュアワーに優勝を奪われた和牛の川西は「昨年は負けたショックで、テレビでは決して見せてはいけない暗い顔をさらしてしまって…(笑)。今年はぜひ優勝して、笑って大会を終われるようにがんばりたい」とリベンジを誓った。
さらに会見では、本戦の司会をお笑いコンビの千原兄弟が担当することが発表に。6組の若手にとっては、芸人を志す前の少年時代から「テレビでずっと見ていた」というあこがれの先輩だけに、「緊張する!」と一同は騒然。だが、藤崎マーケット・トキだけは「ジュニアさんとは何度も飲んだことがあるので、僕らの優勝は間違いない!」と本番でのえこひいきを期待した勝利宣言をぶち上げ、相方の田崎から「そういう"癒着"はないから!」と突っ込まれていた。