「マツダ ロードスター」の誕生25周年を記念したイベント「ROADSTER CUP SHINJUKU GP」が24日、東京・新宿ステーションスクエアにて開催された。実車展示をはじめ、マツダ公式アプリ「SHAKIN’ RACER」によるレースイベントも行われた。
同イベントは、「ロードスター25周年をファンと一緒に盛り上げたい」との思いから開催されることに。会場の新宿ステーションスクエアに、ワンメイクレース「ロードスター・パーティーレース II」用装備を施した「ロードスター NR-A」が展示された。
スマートフォンを振るなどのシンプルな操作でレースを行えるアプリ「SHAKIN' RACER」の体験会も実施。スタジオアルタのアルタビジョンがゲーム画面として使用され、一般参加者もハイビジョン映像で繰り広げられるレースを楽しんだ。優勝者には、「ロードスター1カ月無料レンタル」がプレゼントされたという。
「SHAKIN' RACER」は「友達と対戦しても十分楽しめそう」
この日のイベントでは、「SHAKIN' RACER」のウェブメディア対抗レース「アル耐」も開催された。同レースで優勝したメディアにも、「ロードスター1カ月無料レンタル」が贈呈されることに。14メディア・計15名が参加し、「昔からロードスターが大好きでした(実話)」という本誌男性社員(30代)も参戦。4組に分かれて予選を実施した後、合計ラップタイム上位4名による決勝が行われた。
本誌社員は予選第3組にエントリー。「LET'S SHAKE!!」の合図でレースがスタートすると、予選突破をめざし、ひたすらスマホを振り続けた。一時は首位に立った本誌社員だが、他チームの追い上げに遭い、予選1位での突破はならず。しかし合計ラップタイムで4位に入り、辛くも決勝進出を果たした。
決勝でも本誌社員は善戦したが、「ロードスター持ってこんかい!」と編集長に命じられ、「編集長が怖いんです。決勝も命がけです」とコメントしていた「4Gamer.net」の気迫には勝てず、惜しくも2位。レースを終えた本誌社員は、「スマホを振るだけの簡単なゲームかと思いきや、カーブではスピードを落とさなければならず、何度もスピンしてしまったのが悔しい」と反省しつつ、「アルタビジョンの大画面でプレイできて、なかなかできない体験だったと思います。友達と対戦しても十分楽しめそう」とコメントした。
ちなみに本誌社員、イベントの合間に「ロードスター NR-A」にも試乗。「小さなボディは走る楽しさをとことんまで追求した証。かなり完成されたつくりだと思います」と感想を述べていた。
「ロードスター」25周年アニバーサリーサイトも開設
「マツダ ロードスター」は、1989年2月のシカゴオートショーで初代モデルを発表した後、2回のフルモデルチェンジ(1998年・2005年)を経て、楽しさと動力性能、環境・安全性能を向上させてきたライトウェイトオープンスポーツカー。「2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など200以上の賞を受賞し、ギネスレコードも2つ獲得している。
誕生25周年を記念してアニバーサリーサイトも開設され、同車の歴史や、開発者・山本修弘氏(マツダ商品本部主査)のメッセージなどを紹介。「本当に走ることが楽しくなるクルマ。見る人も乗る人も、心を開放するクルマ。生き生きとした時間をくれる、人生のかけがえのないパートナーとしてのクルマ。そんなクルマを広島からつくりたい」という山本氏の言葉に、同車への熱い想いが汲み取れる。アニバーサリーサイトでは順次、「ロードスター」の過去・現在・未来にわたる情報を掲載していくとのことだ。