AKB48グループが紅白に分かれて歌で競い合うイベント「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」のDVD&Blu-ray(4月9日発売)の特設サイトが26日にオープンし、第1弾コメントとして大島優子の映像が公開された。大島は、同イベントへの思いと、初めて元メンバー・前田敦子のユニット曲を歌った理由を明かした。

「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」で大島優子が披露した「渚のCHERRY」

2013年12月17日にTOKYO DOME CITY HALLで行われた「第3回AKB48 紅白対抗歌合戦」は、AKB48グループにとって年末恒例のイベント。普段のコンサートでは見ることのできない対決やユニット、コラボレーションが見どころで、大島は矢倉楓子、岩立沙穂、木崎ゆりあを従え、「渚のCHERRY」を披露。歌いながら審査員席に乱入して勝利をアピールするなど、会場を盛り上げた。

大島にとって、最後の紅白対抗歌合戦となった第3回。そこで選んだのが、前田敦子が初のソロ歌唱を担当したユニット曲「渚のCHERRY」だった。同曲は3人がバックコーラスとして青色の衣装、センターとなる1人が黄色の衣装で歌唱するのが特徴。デビュー当初の前田は一人だけ目立つことを好まず、泣きながら拒んだことでも知られる曲だ。これまで篠田麻里子(元メンバー)、渡辺麻友、松井珠理奈らさまざまなメンバーがセンターポジションで同曲を披露してきた。

大島は、コメント映像で「今まであっちゃんの曲を歌ったことがなかった」とその話題に触れ、「王道アイドルソングをシンプルに歌うのが、"AKB48・大島優子"最後の紅白対抗歌合戦として一番いいんじゃないか」と選曲理由を明かした。また、「結束力が生まれたコンサートでもあった」とこれまでの3回を振り返り、「みんなの知らない一面を知るいい機会にもなった」とコメント。「楽曲の新しい一面も知ることができると思います。どちらかに自分の推しメンがいたらそっちを応援しながら、みんなの素顔を見ながら楽しんでください!」とアピールした。

「第3回 AKB48 紅白対抗歌合戦」のDVDは4,980円、Blu-rayは6,980円で発売。永続特典として20ページのブックレットと生写真3枚(ランダム)が封入され、AKB48 SHOPで購入すると全員に生写真1枚(ランダム)がプレゼントされる。4月9日の発売日まで、メンバーのコメント映像が順次公開され、今後は28日、3月3日の公開を予定している。