三菱自動車は26日、5ナンバーサイズのコンパクトミニバン「デリカD:2」に、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」をメーカーオプション設定したほか、4WD専用の新グレード「G4」を追加して発売した。

「デリカD:2 G4」

FCM-Cityは、走行時にミリ波レーダーによって夜間や悪天候時でも前方の車両や障害物を検知するシステム。検知後は、低速走行時に衝突の危険があれば緊急停止する「自動ブレーキ機能」、急ブレーキ時に制動力を高める「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」、衝突の危険性が高い場合にそれを知らせる「前方衝突警報機能」といった機能が作動して運転をサポートする。FCM-Cityはメーカーオプションとして設定され、価格は2万6,250円~5万7,750円(G4を除く)。

4WD専用の「G4」は、寒冷地で要望の多い「運転席&助手席シートヒーター」「ヒーテッドドアミラー」等を標準装備し、購入しやすい価格とした新グレード。デュアルジェットエンジンを搭載して力強い走りと19.4km/Lの低燃費を実現し、エコカー減税対象車として自動車取得税と重量税が50%軽減(2014年3月まで)される。価格は164万6,400円。