和歌山の酒造大手で梅酒約35種類を製造販売する中野BC(海南市)は、カクテル梅酒「FRAISE(フレイズ)」を、3月1日より販売開始する。
スイーツのような味わい
同商品は、同社マーケティングチームの女性社員4人が「ホワイトデーに女性がもらってうれしいプレゼント」をテーマに、2007年より"梅酒"と"イチゴ"の組み合わせで企画立案したもの。毎年春先に本数限定で販売し、好評の商品だという。
商品名の「FRAISE(フレイズ)」とは、フランス語でイチゴを意味している。その名のとおり、同商品は和歌山県独自のイチゴの品種「まりひめ」を使用した。「まりひめ」はさわやかな甘みと大粒の実、鮮やかな紅色が特長の高級イチゴ。契約農家から届けられる朝摘みイチゴをその日のうちに手作業で裏ごしたピューレを加えている。
イチゴ果実の量は、1瓶につきLサイズのイチゴ6~8個分(約90g)。トロッとした"果肉感"やイチゴの甘酸っぱさも楽しめるスイーツのような味わいの梅酒で、そのまま飲むだけではなく、スイーツなどに取り入れるのもおすすめとのこと。
瓶とラベルは、梅酒が持つ「和」のイメージを払拭するワインを意識したデザインを取り入れた。ラベルは"茎に実るイチゴ"をモチーフにしている。価格は1本1,500円。手仕込みのため約500本限定となっており、本社に併設の売店「長久庵」のほか、同社オンラインショップでも購入できる。