「ディズニー 夢と魔法の90年展 ミッキーマウスからピクサーまで」東京展のビジュアル (C)Disney/Pixar

ウォルト・ディズニー・ジャパンは3月19日より約1年半の期間、国内各地で「ディズニー 夢と魔法の90年展 ミッキーマウスからピクサーまで」を開催する。

日本初公開の貴重な展示を含め約800点を展示

同展は、約800点のディズニーの貴重なセル画やフィギュアで、ウォルト・ディズニー・カンパニー設立から今日までの90年間を振り返る企画展。

会場では、ミッキーマウス誕生から「モンスターズ・インク」といった最新ピクサー映画公開までの、90年間に創り出されたアートや小道具類、コスチューム、模型のほか、セル画やフィギュアなどを展示する。

また、ウォルト・ディズニー映画の製作舞台裏を初めて描いた「ウォルト・ディズニーの約束(3月21日公開)」内で、トム・ハンクスやエマ・トンプソンを始めとする出演俳優たちが着用した衣装なども日本初公開される。

「わんわん物語」(1955年)ストーリー・スケッチ (C)Disney

さらに、展示作品に関連したT-シャツ、絵皿、トートバッグなどの会場限定オリジナルグッズや会場先行発売の最新ディズニーグッズを多数用意。1950年~52年に発売されたミッキーマウスとドナルドダックの絵本の復刻版などレアグッズもお目見えする。

パート別に分けられた構成でディズニーの世界を紹介

会場は7つのパートが設定され、それぞれのパートに即した展示が行われる。

「プーさんとはちみつ」(1966年)セル画 (C)Disney

展示パート1「ディズニーアニメーション」では、オズワルドやミッキーを通じてあたかも存在するようなリアリズムの追求を、「白雪姫」や「くまのプーさん」などを通じて作品の世界に引き込む物語の力を紹介。また、大切な仲間や妖精、ライバルや魔女など、主役を引き立てる脇役たちの魅力にも迫る。さらに「わんわん物語」のウォルト直筆サイン入り原本とストーリー・スケッチを一般初公開する。

スタジオ内の売店 (C)Disney

展示パート2「ディズニーサウンド」では、レコーディング風景や夢や希望にあふれた音楽、個性豊かなキャラクターを演じる声優たちを紹介。展示パート3「ウォルト・ディズニー・スタジオ」では、「メリー・ポピンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「海底2万マイル」「アリス・イン・ワンダーランド」などの作品を紹介。また、スタジオの紹介や社員食堂のメニュー表も公開する。

「眠れる森の美女」を制作中、セル画に着彩をするアーティスト (C)Disney

展示パート4「ディズニーと自然界」では、大自然をテーマとした「バンビ」「ターザン」「ライオン・キング」「ジャングル・ブック」などのセル画やフィギュア、スケッチを公開。

「ターザン」(1999年)フィルム・フレーム (C)Disney

展示パート5「ディズニープリンセス」では、ミュージカルや映画で使用された「美女と野獣」 「プリティ・プリンセス2ロイヤル・ウェディング」のドレスや、米国ディズニーランドで実際にキャストが着用した「シンデレラ」のドレスなどを展示する。

「美女と野獣」ブロードウェイ版(1998年)ベルのドレス。トニー・ブラクストンが着用(左)、「プリティ・プリンセス2」(2004年)ミアのドレス。アン・ハサウェイが着用(右) (C)Disney

展示パート6「パイレーツ・オブ・カリビアン」では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で使用されたプロップスやフィルム・フレーム、小道具、そして等身大のジャック・スパロウフィギュアなどを展示し、「カリブの海賊」から生まれた映画の世界を紹介する。

「パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト」(2006年) デッドマンズ・チェスト。ジョニー・デップとビル・ナイが使用したもの (C)Disney/Pixar

展示パート7「ディズニー・ピクサー」では、ピクサー誕生からアカデミー短編賞受賞までの紹介や、「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「カーズ」などのコンセプト・アートやフィギュアを展示する。

会期と会場は、「東京展」が3月19日~4月7日、東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座8階イベントスクエア。入場料は一般1,000円、高大生700円、中学生500円。「大阪展」が4月23日~5月12日、大阪府大阪市北区角田町8番7号 阪急うめだ本店9F阪急うめだギャラリー。「福岡展」が8月6日~17日、福岡市中央区天神2-1-1 福岡三越9階「三越ギャラリー」。

開催地、開催日程等の詳細は「My Disney」にて随時発表される。

(C)Disney/Pixar (C)Disney