ウエスタンデジタルジャパンは26日、監視カメラアプリに対応した3.5インチSATA3.0(6Gbps)HDD「WD Purple」を発表した。1TB/2TB/3TB/4TBの4モデルを用意。3月中旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は、1TBモデルが7,000円前後、2TBモデルが9,000円前後、3TBモデルが13,000円前後、4TBモデルが18,000円前後。

WD Purple

監視カメラユニットとしての利用を想定して設計されており、最大8台のHDDと32台の高解像度ビデオカメラに対応。企業だけでなく家庭向けとしても、監視カメラの設置や増強に最適としている。各種きょう体やチップセットとの互換性も高く、独自ベンチマークテストの結果、他社のHDDと比較して負荷が増加するにつれ優位性が顕著になるという。

「AllFrame」キャッシュポリシー管理によってデータフローと再生能力が向上し、ビデオ映像のフレームロスが削減される。また、監視カメラシステム内でビデオのピクレーションと中断を防ぐファームウェアも搭載されている。「Advanced Format Technology」では、面密度を高めることで大容量化するHDDに対応することも可能となっている。

4TBモデルの主な仕様は、バッファサイズが64MB、平均ノイズレベルがアイドル時で26dBA(シーク時は27dBA)。消費電力はスリープ/スタンバイ時で0.5W、アイドル時で4.5W、リード/ライト時で5.1W。本体サイズはW101.6×D147×H26.1、重量は0.68kg。

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