乃木坂46・生駒里奈がAKB48チームB、SKE48・松井玲奈が乃木坂46の兼任が決まったことを受け、乃木坂46の白石麻衣が25日、オフィシャルブログに複雑な胸中をつづった。
AKB48グループ内の「人事異動」を発表するイベント「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど僕らは前しかむかねえ!~」が24日に行われ、松井と生駒のサプライズ人事でファンとメンバーに衝撃が走った。乃木坂46は、AKB48グループとは"公式ライバル"関係にあり、互いの人事交流は今回が初。白石は25日付のブログで「昨日のAKB48さんの組閣について」とその話題に触れると、まずは「乃木坂も関わってると知った時はびっくりしたし、理解できませんでした」と正直な思いを伝えた。
乃木坂46は2011年8月に結成し、翌年2月22日に1stシングル「ぐるぐるカーテン」でデビュー。白石は「2年間皆で頑張ってきた今までの私たちの努力は無駄なのかな...乃木坂の力だけじゃやっていけないのかなぁ...」とこれまでの活動を振り返りつつ、「でも、私がどうこう言ったところで、何も変わらない。今回のことを前向きに考えて、頑張るしかないですね」と自らに言い聞かせる。
そして、「更に大きくなった私たちを皆さんにお見せできるように、私も人一倍頑張ろうと思います」と決意を新たにし、「生駒ちゃんの事も支えるし応援する。松井玲奈さんともこれから一緒に頑張っていきたい」と両者にメッセージ。「ファンの皆さんも、人それぞれ思うことはたくさんあると思うけど、乃木坂は乃木坂」と呼びかけ、「私たちは乃木坂46。最強のグループにしていきたいと思います!」と意欲を見せている。
生駒は1stシングル「ぐるぐるカーテン」から5thシングル「君の名は希望」まで、白石は6thシングル「ガールズルール」で初めて生駒からセンターの座を引き継ぐなど、2人は結成当初から同グループの人気を支えてきた。発表後につづられた生駒のブログでは、不安や戸惑いと共に、乃木坂46のファンに向けて「どうか私を支えて下さい。私はちゃんと私です。乃木坂46の生駒里奈として、3年目の坂を上っていきます」、AKB48のファンに向けて「迷惑をかけてしまうと思います。でも一生懸命取り組みます」とメッセージが送られている。