のんびりと街を散歩しながら、ふと考えた。「街歩きをする際に、便利なスマホのアプリはないだろうか」。街が変われば、便利なアプリも変わることだろう。そんなわけで、このシリーズでは街と厳選アプリを絡めて紹介していく。今回は新宿駅周辺を歩く際に便利だと思われるアプリを紹介する。
待ちぴったん
新宿駅は、世界でも有数の乗降客数を誇る。そのため駅周辺は、いつ訪れても混雑している。地方出身の友人などは、初めて新宿駅を訪れたとき人の多さに驚き「祭りでもやっているのか」と勘違いしたという。こんな街では、人と会うのもひと苦労である。そこで、自分と相手の現在地が瞬時に把握できる「待ちぴったん」を活用したい。
使い方は簡単。ニックネームと合言葉を設定しGPSを起動させるだけで、自分と相手の現在地が地図上にアイコン表示されるしくみだ。これにより、いま自分がどこにいるのかメールや電話で相手に説明する必要がなくなる。遅刻しても迷子になっても、待ちぴったんがあれば安心である。
Yahoo!地図
新宿の地下街は巨大な迷路だ。西は新宿中央公園や東京都庁まで伸び、東は新宿タカシマヤ、新宿三丁目まで続いている。とても便利ではあるが、その複雑さゆえ筆者は時どき迷ってしまう。こんな巨大な地下迷路を歩くときには「Yahoo!地図」が役に立つだろう。
地上と地下の地図は、ワンタップで切り替えられる。出口の位置も分かりやすい。Yahoo!地図を利用すれば、スムーズに目的地周辺までたどり着けるに違いない。新宿の地下街を制する者は、新宿を制する。本アプリを活用して、地下街を効率よく歩き周ろう。
映画.com
新宿は、渋谷に次いで映画館が多い街である。映画を観るときは、どの映画館で何がやっているかすぐに確認できる「映画.com」を使おう。本アプリでは上映期間や上映時間、作品の内容、キャスト、口コミなどが確認できるほか、Googleマップと連携したナビも利用できる。新宿区のカテゴリには「新宿バルト9」などの9館が登録されている。
3D Compass
眺めの良い場所から、新宿の街を見下ろしたい。そんな気分になったら、都庁の第一庁舎45Fにある展望台に上ろう。展望台に着いたら使いたいのが「3D Compass」アプリだ。コンパスとGoogleマップが連動する機能により、眺めた方向にどんな建物があるかすぐに確認できる。
3D Compassでは、UI上のカメラアイコンをタップすることでスクリーンショットが撮れる。この機能により、実際の眺めとGoogleマップをひとつの画像で保存することが可能だ。
(記事提供:AndroWire編集部)