レノボ・ジャパンは25日、同社として初となるシンクライアント専用機「ThinkCentre M32」を発表した。本日より法人向けに販売を開始する。価格は52,000円。

ThinkCentre M32(ディスプレイはオプション)

CPUにTDP17WのIntel Celeron 847を搭載した小型筐体を採用する。低電力設計によりコスト削減に貢献するという。Webベースの管理ツール「Lenovo Thin Client Manager」によって、システム管理者が任意の端末からコンソールにアクセスできるほか、プロファイルに基づいた管理とファームウェアのアップグレードも実施できる。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron 847(1.10GHz)、チップセットがMobile Intel NM70 Express、メモリがPC3-12800 4GB×1、ストレージが8GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、OSはWindows Embedded Standard 7または、LeTOS(Lenovo Embedded Thinclient Operating System)。

インタフェースは、USB 2.0×6、D-sub×1、DisplayPort×1、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、シリアル・ポート×4、パラレルポート×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1など。電源はACアダプタ。

本体サイズはW55×D170×H220mm、重量は1.48kg。