女優の小芝風花が24日、第86回選抜高等学校野球大会「応援ポスター」記者発表会に出席した。
3月21日から阪神甲子園球場で行われる第86回選抜高等学校野球大会の開催に先駆け、主催の毎日新聞社は今大会を盛り上げる「センバツ応援ポスター」を作成。今回は、映画『魔女の宅急便』(3月1日公開)で主役のキキを演じることでも話題の小芝を「センバツ応援イメージキャラクター」に起用し、同大会をPRしていく。この日は、ポスターの初お披露目のほか、任命書の授与式が行われた。
制服姿で登場した小芝は、今回の起用を「すごくうれしいです!」と喜び、「高校1年生なのですが、センバツといえば私と同じ高校生が夢を追いかける大会だと思います。そこにポスターで登場させていただいて、応援できることはすごく光栄です」と心境を表現。小学校3年から中学2年までフィギュアスケートを習っていたこともあり「スポーツは大好きです!」と笑顔を見せる小芝だが、野球のルールは猛勉強中。「おじいちゃんが阪神ファンで、母と姉が生まれた年に阪神が優勝したそうで」と甲子園球場にも不思議な縁を感じているようだ。
会見後には報道陣の囲み取材に応じ、「悩みや苦しみを乗り越えて出場する方もいると思うので全力で応援したいです!」と宣言。「スポーツが得意な男性は?」と聞かれると、「いやぁ、いいですよ!」と声を上げ、「いろいろなことを犠牲にして夢に向かっていく姿はキュンとしちゃいます」と絶賛した。最後は「ぜひ、皆さんも応援してください!」と呼びかけ、再び高校球児に向けて「私も精いっぱい応援しますし、選手の皆さんにも本当にがんばっていただきたいです」とエールを送った。
これまで夏の大会では上戸彩、菅野美穂、石原さとみらが、そして昨年は初めて春のセンバツにもイメージキャラクターが設けられ、2012年の全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本実憂が務めた。2代目となる今年は、2011年にイオンとオスカープロモーションが共同で開催した「ガールズオーディション2011」でグランプリに輝き、芸能界入りした小芝風花に決定した。