iOSの「カレンダー」に予定(イベント)を登録するときには、タイトルと開始/終了時刻の入力が必要だ。新規登録するときに表示中している日のイベントとみなされるが、異なる日のイベントを作成する場合は日にちの指定も必要になる。「メール」に表示されている日時付近をタップする、Siriを使い口頭で登録指示するなどの便利な方法もあるが、面倒とは思いつつ「カレンダー」で新規登録してしまう人は多いことだろう。
面倒に感じる理由のひとつが、イベントの開始/終了時刻が1分単位ということだ。会議や待ち合わせの時刻指定は30分刻み、よほど忙しい人ですら10分、5分刻みが一般的なのではなかろうか。細かく指定しても困ることはないが、ドラムをちまちまと回転させる手間を考えると、あまり実用的とは言えないように思える。
しかし、そこはApple、抜かりない配慮を見せてくれる。ドラムの適当な位置をダブルタップすると、日付と曜日はそのままに、分の刻みが1分から5分に切り替わる。もういちどダブルタップすれば、刻みは1分へと戻る。
この方法は新規登録するイベントにかぎらず、登録済イベントの開始/終了時刻を変更するときにも使える。誤って微妙な分で登録してしまったイベントも、ダブルタップして5分刻みにすればスピーディーに修正できるはずだ。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |