マイナビニュースで募集した、カシオ計算機の電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズ・ビジネスモデル「XD-N2800」の読者モニタープレゼント。当選された読者モニターの皆さまから届いたレビューを紹介しよう。
―――――
会社で異動した部署は海外を相手に取引を行う海外営業部でした。もちろん英語は欠かせませんが、普段はFAXやメールで連絡を取り合うので、それほどの英語力を必要としません。しかし、普段の生活では出くわすことのない英単語も多いため、これまでは内容を確認するためにネット検索を使っていました。
そんな時にいただいたのが、カシオ計算機の電子辞書「XD-N8600BK」でした。XD-N8600BKには、ビジネスに活かせる辞書が多数登録されているので、日常的なビジネス用語なら、これで十分です。
特に「カタカナで引くスペリング辞書」は、うろ覚えの英単語を書くときのスペルを確認する場面で大活躍。今まではパソコンで文書を書いて、それをFAXに書き込むようなこともしていましたが、XD-N8600BKを横に置いて簡単に調べられるので、作業スピードもアップしました。
「XD-N8600BK」。キーボード面のサブ液晶パネルに英字を手書きできるので、相手から届くFAXの「悪筆」英単語を検索するときにけっこう役立ちました(写真左)。うろ覚えの英単語は「カタカナで引くスペリング辞書」で探すと便利でした(写真右) |
最初は「電子辞書がもらえるかも」という気軽な気持ちで申し込みましたが、使ってみると色々と驚かされました。電子辞書を使うのは学生時代以来ですが、正直これほどの辞書が用意されているとは思いませんでした。
英語系辞書だけでも、「ジーニアス英和辞典 第4版」や「200万語専門用語 英和・和英大辞典」、上記のスペリング辞書を含めて6種類。この他にも海外支社と電話でやりとりする際の英会話に使えそうな「電話英会話ミニフレーズ」も入っています。正直なところ英会話は苦手ですが、これを機会に勉強し直す気になりました。
元々英会話が苦手な自分には、英語の発音を音声と聞けるのも便利ですね。単語によってはネイティブスピーカーによる録音音声がないらしく、機械による合成音声でしたが、思った以上に聞きやすい発音でした。
実際に仕事で活躍する「XD-N8600BK」は、とても気に入りました。基本的な操作はディスプレイを指か付属のペンでタッチするか、キーボードのコントロールボタンを使います。タッチ時は小気味よく反応し、指をなぞるスライドやフリックにも対応していました。ただ、キーボードのレイアウトは、いまだに慣れません。タッチもキーボードも直感的に使えますが、会社でパソコンと同じように使っていると、確定に使うEnterキーがないので戸惑うことが何度かありました。右側の決定ボタンに慣れるのは時間がかかりそうです。
それでも、本体が約290グラムと軽く、単3形電池(2本)で動作するのも気に入りました。本体内蔵のバッテリーと違って充電の手間がかからず、出張の負担にもならないので、旅行バックへも気軽に入れられます。最初は「電子手帳なんて学生みたいだな…」と思っていましたが、だんだんと手放せなくなりました(笑)