アーク情報システムは24日、PCを再起動するだけで、環境を復元できるユーティリティソフト「HD 革命/WinProtector Ver.4.5」を発表した。「with Network Manager」「Standard」「Simple Edition」の3種類を用意。2月28日より発売する。価格は7,600円(税別)より。

「HD 革命/WinProtector Ver.4.5」シリーズ

with Network Manager

Standard

Simple Edition

HDDやメモリ上に専用の一時保管領域を作成し、HDD/SSDへの書き込みを待避。これによりシステム面の更新を回避し、PCを再起動すると同時に、利用前の環境に復元できる。システムがトラブルに見舞われた時でも、PCを再起動するだけで保護を開始した状態に戻すことが可能。

用意されているバージョンは3種類で、「with Network Manager」はネットワーク管理能を搭載したモデル。ライセンス販売のみの提供で価格はオープン。

「Standard」は、保護中の変更内容をシステム面へ適用(更新)できる機能や、Windows Update/アンチウイルスソフトの更新に対応したモデル。ライセンス販売の価格はオープンで、ダウンロード販売の価格は7,600円(税別)。

「Simple Edition」は、PCのROM化(PCの保護)だけの機能に限定したモデル。ライセンス販売のみの提供で価格はオープン。

最新版では、ログオンユーザーごとに実行できる操作の設定や、クライアントPCの一括アップデートが可能になった。Windows 8.1にも正式に対応し、Windows Updateで適用する「更新/しない」の選択が行える。そのほか、連携するアンチウイルスソフトウェアの追加、コマンドライン入力によるサイレントインストール、ネットワークマネージャーのリモート操作、詳細設定内容のインポート/エクスポートが可能となった。

また、OSがインストールされているドライブ以外の保護にも対応し、保護しないフォルダを指定することもできる。再起動後の保護継続や、Windows Update/アンチウイルスソフトの更新との連携機能も搭載。「データトランスファー」機能では、Cドライブに設定されている「マイドキュメント」などの特殊フォルダを、別ドライブに移行できる(Simple Editionは非対応)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。