JR東日本とびゅうトラベルサービスは、寝台特急「カシオペア」をチャーターして行く3泊4日の旅「カシオペアクルーズ」を発売する。第3弾となる今回のテーマは「日本海・道南紀行」。通常は走行しない羽越本線を経由する日本海ルートから北海道をめざし、東北と道南を周遊する。
ツアーは6月7日に上野駅を出発。上越線・羽越本線を経由して日本海側を北上し、あつみ温泉で温泉と入浴を楽しむ。1日目は車中泊となり、翌朝に函館駅に到着。2日目は函館や有珠山での観光を行い、洞爺湖温泉に宿泊する。3日目には青森へ向かい、八甲田で宿泊。4日目には新青森駅から仙台駅まで東北新幹線に乗車。「グランクラス」またはグリーン車での移動となる。仙台駅から再び「カシオペア」に乗換え、終着地の上野駅をめざす。
ツアーには添乗員の他に、「バトラー」と呼ばれる専属サービススタッフが同行。地元の食材を使用した料理を車内で提供し、眺望が良い場所で徐行運転を行うなど、列車での移動自体を楽しんでもらえる工夫を凝らすという。
旅行代金は部屋のタイプによって異なり、40~50万円(2名1室の場合)。カシオペアクルーズ専用サイトにて、3月10日から受付開始する。なお、毎回人気が高いカシオペアスイート(展望室タイプ・メゾネットタイプ)とカシオペアデラックスは抽選販売となる。カシオペアツインは先着順。募集人数は合計で50名。