画像はイメージ |
葬儀や霊園など、エンディングに関するサービスを運営するアクトインディは、福利厚生の一つとして独自の制度「お墓参り手当」を設けている。
お墓参りに関する情報を共有
同社は、「おかげさまの心」や先達への感謝を改めて考えるきっかけとなる「お墓参り」という文化を大切にしている。「お墓参り手当」はそれに基づいて実施しているもので、申請すると2,000円が支給される。その申請方法がユニークで、実際にお墓参りをした写真を提出し、報告することが必要だという。
報告は、お墓参りの感想だけではなく、墓の立地について思うこと、先祖のエピソードなども織り交ぜるなど社員それぞれが工夫して行う。お墓参りに関する情報を社内で共有することで、地方によって異なるお墓参りのしきたりなどを知ることもできる。
実際に、手当を申請した社員からは、「祖父のお墓参りをしてきました。筆まめな祖父は毎日日記をつけていて、その日記に私が小さかった頃のエピソードも記されています。祖父が自分たちを思う気持ちなどがわかり、とても気持ちが和みます」といったコメントが寄せられている。
同社では「お墓参り手当」のほか、「母の日手当」「父の日手当」「敬老の日手当」があり、家族への感謝の贈り物を奨励している。