高知県高知市で宴会イベント「おきゃく」開催 -県民と観光客が一緒に楽しむ

土佐の「おきゃく」推進会議は3月1日～9日、高知県高知市中心街一帯で、「土佐の『おきゃく』2014」を開催する。

高知県民をあげての大規模イベント

土佐の「おきゃく」とは、高知で昔から行われていた風習。祝い事があれば、親族はもちろん町や村の人々皆で集まっては酒を飲んでおり、その宴会を「おきゃく」と呼ぶ。イベントでは、現地の人と観光客とが一緒に楽しめる、さまざまな催しが各所で開催される。

高知県高知市中心街ほかでは、アーケード街に畳やこたつを並べての大宴会「日本一の大おきゃく」(8日、9日)を開催。県外からの観光客には、事前予約で優先席が提供される。また、土佐のお座敷遊びと土佐地酒が楽しめる「土佐のお座敷体験　土佐の酒肴」(3～8日・市内のホテル旅館6か所)、列車の中で地酒・司牡丹が飲み放題の「土佐の『おきゃく』列車2014」(1日、JR高知駅-佐川駅間)などを開催する。

3月9日13時には、高知県民が観光客に勧めたい飲食店総選挙「『高知家の食卓』県民総選挙2014」の結果を、総合1位の店や県内7エリア各1位の店など54店舗、およびメイン会場となる高知市中央公園ステージで発表する。

イベントの種類、日程、参加方法とも多岐に渡るため、詳細は「土佐の『おきゃく』2014公式ページ」内の電子ガイドブック(64ページの冊誌)を確認のこと。

東京都・お台場でもイベントを開催

さらに2月28日19時30分～21時30分(予定)には、東京都江東区青海1-3-11　Zepp Tokyo2F 東京カルチャーカルチャーにて、高知県の食材を使った料理・酒の提供や、高知の「おきゃく」文化に関するパネルディスカッションなどを行う「お台場『食』のまるごと高知博」も開催する。価格は前売チャージ券3,500円、当日券は500円増。チケットにはトークショー、高知の有名日本酒18蔵飲み放題、高知料理、お土産が含まれる。

詳細は「東京カルチャーカルチャーのスケジュールページ」で確認できる。