入社4年目。今の会社に特に不満はないけど、そろそろ次のステップに進みたいと思い転職先を探している。将来性とやりがいのある仕事に就けるといいなあ。今回は、マイナビニュースの男性会員328名に「転職の際に1番重視するポイント」を聞いてみた。
Q.転職の際に1番重視するポイントは?
1位 給与 39.3%
2位 業務内容 22.9%
3位 会社の雰囲気 14.3%
4位 福利厚生 5.5%
4位 労働時間 5.5%
4位 将来性 5.5%
5位 会社の所在地 4.3%
■給与
・「世の中、金が第一です」(28歳/運輸・倉庫/技術職)
・「お金は裏切らないので」(24歳/情報・IT/技術職)
・「仕事のモチベーションを保つためにも必要」(48歳/医療・福祉/専門職)
・「給与以外は約束が守られないことが多い」(46歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「今の給与より減るのは本末転倒だと思っているから」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「大体お金に不満があって辞めるので」(31歳/その他/販売職・サービス系)
■業務内容
・「経験を生かせる仕事が望ましいので」(47歳/ソフトウェア/技術職)
・「仕事の内容が悪ければ給与のみではフォローできない」(50歳以上/電機/技術職)
・「できそうにない仕事を選んでも、苦労するだけ」(29歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「給与はそこそこでも、自分らしく仕事できるならそちらの方がいい」(30歳/情報・IT/技術職)
・「お金も大事だけど、仕事のやりがいが毎日の活力だから」(35歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
■会社の雰囲気
・「パワハラや残業上等な会社は無理」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「一番大事」(35歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「会社選びは人選び、その場に自分が合うかどうかが長く勤めるコツだから」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「会社の雰囲気や人間関係が悪いと、結局のところストレスが溜まり、すぐ嫌になってしまうから」(42歳/機械・精密機器/技術職)
・「会社の雰囲気が良ければ、給与、勤務時間は我慢できると思うから」(26歳/自動車関連/技術職)
■福利厚生
・「目に見えるお得が欲しい」(31歳/農林・水産/販売職・サービス系)
・「そのために転職すると言ってもいい」(26歳/機械・精密機器/技術職)
・「福利厚生が悪いと給与が下がるのと同じだから」(32歳/生保・損保/専門職)
・「転職の際に給与が下がるのは仕方ないので、福利厚生を重視」(27歳/建設・土木/技術職)
・「転職するのは、今までいた企業の環境に不満があるためなので」(22歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
■労働時間
・「人生をおう歌したいので」(30歳/自動車関連/技術職)
・「いい加減な社会の中、少しでも短い時間で働きたい」(39歳/その他/その他)
・「自由な時間がとにかく欲しいので」(33歳/その他/その他)
・「労働時間が長すぎると、うつ病など精神的な負担が重くなりそうだから」(33歳/建設・土木/技術職)
・「数カ月おきに数日間連続で有給休暇を取っていきたいから」(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)
■将来性
・「長く勤められなければ意味がない」(25歳/通信/技術職)
・「前の職場に将来性を全く感じなかったので」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「会社の伸びに比例して、仕事の充実やポジションアップができることに魅力を感じるから」(42歳/その他/事務系専門職)
・「業績の非常に悪い会社に行っても未来はないから」(31歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)
・「やるからには、より上を目指せるところに行きたいから」(21歳/その他/その他)
■会社の所在地
・「通勤時間は、生活に密着した部分だから」(45歳/医療・福祉/専門職)
・「通勤時間は短い方が長期的には良い印象」(34歳/情報・IT/技術職)
・「実家の近くに転職したい」(41歳/自動車関連/技術職)
・「外国には行きたくない」(47歳/電機/技術職)
■総評
転職の際に1番重視するポイント、男性編の1位は「給与」だった。今の給与に不満を抱いている人が多く、借金の返済や生活のために少しでも収入を増やしたいと考えているよう。「給与さえよければ他は我慢できる」「生活水準を下げるには抵抗がある」といった意見も寄せられていた。
2位となったのは「業務内容」。「やりがいのある仕事に就きたい」という声が多く、「やりたくない仕事はお金をもらってもやりたくない」とのことだった。続いて3位は「会社の雰囲気」。賃金よりも働きやすさの方が大切という意見が大半で、「転職先の会社の雰囲気が非常に悪く、ストレスで体がおかしくなってしまったことがある」といった経験談も寄せられていた。
4位には「福利厚生」「労働時間」「将来性」の3つが同率でランクイン。福利厚生の充実は、社員を大切にしているかどうかの判断基準になるとのこと。労働時間に対しては「ブラック企業の目安になる」「プライベートな時間を充実させたい」といった意見が寄せられていた。そして、将来性を選択した人からは「すぐに潰れてしまう会社では困る」という意見が。せっかく転職するのなら、長く働ける環境でキャリアアップを目指したいところだろう。
5位には「会社の所在地」がランクイン。「なるべく家から近いところがいい」というのが共通の意見で、「住むところぐらいは選びたい」「通勤時間が無駄」といったコメントがあがっていた。通いやすさは働きやすさにつながるため、通勤時間は軽視できない問題である。
転職先に求める本音を知ることができた今回のアンケート。あなたが最も重視するのは何だろう?
調査時期:2014年1月24日~2014年1月28日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性328名
調査方法:インターネットログイン式アンケート