Lenovoは23日(バルセロナ時間)、2014 Mobile World Congress会場においてYOGA Tabletシリーズの新製品「YOGA Tablet 10 HD+」を発表した。10.1インチ 1920×1200の高解像度ディスプレイを搭載しながら、最大18時間の長いバッテリー駆動時間を実現している。4月発売予定で、価格は349ドルから。

YOGA Tabletシリーズは、スタンド機能を兼ねた円筒型のバッテリーシリンダーを備えたデザインが特徴。シリンダー部がグリップになって持ちやすく、また横向きに置いた時に適度な傾きになり、内蔵スタンドを開くと手で支えなくても自立する。円筒型には大容量バッテリーを搭載できるというメリットもあり、YOGA Tablet 10 HD+は容量9000mAhのバッテリーで最長18時間駆動を実現している。

円筒形のバッテリー部分がグリップになって持ちやすく、スタンドを開くと自立が可能。

1920×1200のフルHD超のIPSパネルを搭載するYOGA Tablet 10 HD+は、プロセッサに1.6GHz/4コアのQualcomm Snapdragon MSM8228 (3G+Wi-Fi)またはAPQ8028 (Wi-Fi)を搭載する。YOGA Tablet 8とYOGA Tablet 10は、MediaTek MT8125(1.2GHz/4コア)だ。

その他の主なスペックは、RAMが2GB、内蔵ストレージは16GBまたは32GBで、MicroSDスロットを通じたストレージの拡張が可能。8メガピクセルのリアカメラ、1.6メガピクセスのフロントカメラ、Wi-Fi (802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0、3.5mmオーディオポート、スピーカー、マイクなどを搭載する。本体サイズは261×180×8.1ミリで、重さは615グラム。Android 4.3で出荷され、Android 4.4のOTAアップグレードが提供される。