ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は21日、『PlayStation4』(PS4)の国内発売を記念し、東京・銀座「銀座ソニービル」8Fのイベントスペース「OPUS」において、イベント「PlayStation 4 COUNTDOWN」を開催した。
イベントにはSCEJAプレジデントの河野弘氏やSCEワールドワイド・スタジオ プレジデント・吉田修平氏が登壇。河野氏が発売される喜びとスタッフへ感謝を伝えたほか、吉田氏が「ハードの進化とクリエイターのアイデアをぶつけることで、本当にクリエイターがゲームを作りやすいハードが完成した」と『PS4』に確かな手応えを感じているようだった。
また、ローンチタイトルである『KILLZONE SHADOW FALL』と『FIFA14 ワールドクラス サッカー』のエキシビジョンマッチも開催。スペシャルゲストとしてお笑いコンビ・バイきんぐや女優の河北麻友子、サッカー解説者の城彰二が登場し、イベントを盛り上げたほか、T.M.Revolution(西川貴教)や乃木坂48、SCANDAL、南明奈といったアーティストや芸能人からのお祝いメッセージビデオも届けられた。
さらに、会場には『メタルギア』シリーズの小島秀夫監督、『龍が如く』シリーズ総合監督・名越稔洋氏や『龍が如く 維新!』プロデューサー・横山昌義氏、『ファイナルファンタジーXV』『キングダム ハーツIII』のプロデューサー・橋本真司氏、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』プロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏も応援に駆けつけた。横山氏は「『PS4』で本作を作ることになった際、開発メンバーからぜひやらせてくださいという言葉をもらった。それくらい『PS4』は好奇心を刺激してくれるハード」と開発の立場から『PS4』の魅力を伝えた。
また、小島監督は「『MGS4』から6年。ようやく『MGS5 GZ』を出せる日がやってきた」と興奮した様子で、「『PS4』という最高のハードで今までできなかったことを可能にしてくれた。これまでの『メタルギア』とは違う自由度の高いゲーム。ゲームをクリアするという概念を超えた作品。何度もプレイしてほしい」と、3月20日発売が控えている『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』をアピールした。
その後、SCEの社長兼グループCEO アンドリュー・ハウス氏が登場し、カウントダウンが開始。22日午前0時を刻んだ瞬間、イベントに集結した30人のファンとゲストが大きな歓声を上げ、PS4発売日を盛大に祝った。その後、PS4の先行販売が行われ、カウントダウンイベントは幕を閉じた。
『PS4』は、7年前に発売された『PS3』を上回る高性能の家庭用ゲーム機。500GB HDDやBD/DVDドライブを搭載するほか、UstreamやTwitchを利用したゲームプレイの生中継やFacebook、Twitterでのコンテンツの共有など、ソーシャルとの連携機能も用意する。なお2014年春には動画サービス「ニコニコ生放送」への対応も予定されている。価格は41,979円。PlayStation Camera同梱版は46,179円。