フジテレビが、東北復興への思いを乗せた特別列車「みちのくSLギャラクシー」で、東北被災三県から東京まで走り抜ける「みちのくSL縦断プロジェクト」を3月7日と8日に実施し、『めざましテレビ』『とくダネ!』や特別番組でその模様を放送することが21日、明らかになった。
東日本大震災から3年を迎える2014年3月に、JR東日本の協力のもと実施する同プロジェクト。「みちのくSLギャラクシー」が3月7日と8日の2日間をかけて、岩手県釜石市から花巻市、宮城県仙台市、福島県福島市の三県から東京へと東北地方を縦断し、その"ロングジャーニー"を『めざましテレビ』『とくダネ!』『めざましどようび』での生中継をはじめ、『Mr.サンデー』の特集コーナーで紹介。3月9日には、特別番組『みちのく SLギャラクシー THE NEW EAST EXPRESS』(13:00~14:00)を放送する。
進行を務めるのは、フジテレビアナウンサーの佐野瑞樹と生野陽子。佐野アナは「小学生のとき、親に頼み込んで静岡から小郡までブルートレイン、小郡から津和野までSLやまぐち号に乗る旅をしました。あの感動をまた味わえるとは! SLが上野にゆっくりと入ってくる、旅情あふれる姿を皆さんぜひご覧ください」と呼びかけ、生野アナは「SLと言えば懐かしい思い出がよみがえる方もいらっしゃるでしょうし、若い世代の方にはきっと刺激的に映ると思います! 復興へのさらなる原動力となることを信じ、SLに乗車できる貴重な機会を楽しみにしております」と期待を寄せている。
この特別列車には、ナビゲーターとして音楽プロデューサーの向谷実のほか、事前に公式HPで募集した、東日本大震災発生時に岩手県、宮城県、福島県に住んでいた50人が乗車する。なお、同プロジェクトは3月14日・15日の2日間にわたって岩手県で実施されるフジテレビの東北支援イベント「みちのく合衆国~いつでもNIPPON応援団!~ in 岩手」の一環で、プレイベントともなっている。