ヤマハは、シンプルな小型ミキサーからイベントPAやライブSRにも対応する中規模ミキサーまで幅広いラインアップを揃えたミキシングコンソール「MGシリーズ」をモデルチェンジした。価格はいずれもオープンプライス。

新しいMGシリーズは、さらに音質とデザイン、堅牢性にこだわり、さまざまなユーザーのニーズや用途に対応した第3世代となる製品。直感的で使いやすいインタフェースを備え、新たに加わったコンパクトな6チャンネルから20チャンネルまでをラインアップする

高い堅牢性と低ノイズを実現するメタルシャーシを全モデルに採用した新しいMGシリーズは、同社のハイエンド・レコーディング製品にも採用されている高品位なディスクリートClass-Aマイクプリアンプ「D-PRE」、ひとつのノブ操作だけでボーカルから楽器まで最適なコンプレッション効果を得られ、本格的なサウンドを実現するヤマハ独自の「1ノブコンプ」(MG06/MG06Xを除く)などを搭載。また、X/XUモデルにはスタジオの定番でもあるSPXデジタルマルチエフェクトプロセッサーが、さらにXUモデルには24bit/192kHz対応USBオーディオインタフェース機能も装備されている。

なお、MG10XU/MG10/MG06X/MG06は、別売のマイクスタンドアダプター「BMS-10A」でマイクスタンドに設置が可能。MG12XU/MG12は別売のラックマウントキット「RK-MG12」で、MG20XU/MG20/MG16XU/MG16は付属金具でラックマウントにも対応する。