ナカバヤシは2月20日、米Wobbles Works社の3Dプリントペン「3Doodler(スリードゥードゥラー)」を4月上旬に日本国内で発売することを発表した。希望小売価格は16,000円(税別)。

3Dプリントペン「3Doodler」とその作例

3Doodlerは、立体データから造形を行う3Dプリンタとは異なる、手書き感覚の3Dデバイスだ。熱によって溶けた樹脂を、ペン先から押し出す仕組みが採用されている。サイズはW37×D37×L187mmで、質量は130g。

使用するプラスチックフィラメントは、PLA樹脂とABS樹脂の2タイプで、いずれも線香ぐらいのサイズ。このフィラメントを製品の後部より入れると内部で温められ、先端から押し出される。3Doodlerにはファンが装備されており、押し出された樹脂は短時間で固まる。フィラメントは1mm程度の太さだが、パーツごとに分けて作ることで、サイズの大きな立体物を描くことも可能だ。

製品にはPLA樹脂とABS樹脂のフィラメントが、それぞれ5色×5本ずつ計50本付属する。別売の専用プラスチックフィラメントは、PLA樹脂とABS樹脂いずれも25本入りで1,500円(税別)となっている。