マスプロ電工は2月20日、壁面取り付け用UHFアンテナ「スカイウォーリーミニU2SWLC3シリーズ」を発表した。ラインナップは、スタンダードモデルの「U2SWLC3」とブースター内蔵モデルの「U2SWLC3B」の2モデル。発売は3月3日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は、U2SWLC3が7,000円前後で、U2SWLC3Bが11,000円前後。

左がスタンダードタイプの「U2SWLC3」で、右がブースター内蔵モデルの「U2SWLC3B」

地上デジタル放送受信のためのUHFアンテナは、主に屋根の上に設置する八木アンテナと、おもに壁面やベランダの手すりなどに設置する壁面アンテナが主流となっている。壁面アンテナは、八木アンテナに比べると指向性が弱いため、遠距離での安定した受信性能を求め、大型化する傾向がある。

しかし、送信塔から近い地域では、そこまで巨大なアンテナは必要としない。スカイウォーリーミニU2SWLC3シリーズは、そういった強電界地域で使用するためのアンテナだ。U2SWLC3のアンテナ利得は3.2~4.3dBで、U2SWLC3Bの総合利得は20~26dB。サイズはW151×D99×H379mm(壁面設置時)で、2014年1月時点で壁面取り付け用アンテナとしては業界最小。家の壁面に取り付けても目立たず、住宅の美観を損なわない。カラーも、ウォームホワイトとブラックの2色が用意されており、各家庭の壁の色に合わせてチョイスすることができる。

また、スカイウォーリーのラインナップとして初めて室内用のスタンドを付属。設置場所を自由に選ぶことが可能だ。