熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「デヴィ夫人、“名誉棄損”裁判で165万円の賠償命令」【ミヤネ】

2012年7月、大津市の中2男子自殺問題を書いたブログを訴えられていたデヴィ夫人。いじめの加害少年とともにある女性の写真を掲載し、母親を非難する文章も書いたため、「母親と誤解された」と1100万円の損害賠償と謝罪文掲載を求められていた。神戸地裁はデヴィ夫人に165万円の支払いを命じたが、謝罪文は認めず。納得がいかないデヴィ夫人は早くも控訴を宣言するなど、全然懲りていない。

一般女性へのビンタ騒動も完全収束していないが、それでもバラエティ番組で起用され続ける理由は何か。デーブ・スペクターは、「コンプライアンスとか、いろいろ規制がある中でやってくれるからおもしろい。でも相手が一般人だと気をつけなければ」と珍しく真っ当な分析をしていた。確かにデーブはギャグ以外、お寒いスキャンダルがない。

●「宮根誠司が東京マラソンに再挑戦。ごほうびはメジャー」【ミヤネ】

いきなり「ここで私、宮根から重大発表です」と意味ありげに話し出す宮根。何のことはない、今週末の東京マラソンを走るというのだ。宮根は2009年にも東京マラソンを走り、「4時間30分で完走」という目標を掲げつつ、結果は5時間40分と惨敗。「東京のアスファルトは硬い」と言い訳をしていた。

それから「5年、50歳、フリー転身10年」の節目に再挑戦するらしい。目標は前回と同じ4時間30分以内で完走。「達成したらごほうびはメジャーリーグの球場で始球式」と約束をもらっていたが、あの忙しさでランニング練習しているとは思えない。マラソンを走った当日夜の生放送『Mr.サンデー』にどんな姿で出るのか、ちょっと見物だ。

●「坂上忍が菊川怜似の32歳女性と結婚前向き発言!」【とくダネ】

32歳エステティシャンとの交際が報じられた後、初めて公の場に現れた坂上。「自宅に唯一あげる特別な女性」という報道について「載ってる通り」とアッサリ認めた。続けて「恋人?」と聞かれると、「彼女に一番近い存在。ただ僕は『交際して』とか口にしないひきょう者」とはぐらかす。「ブスは大嫌い」と公言している坂上らしく彼女は「美人、美しい人」らしい。さらに結婚について聞かれると、「早いね。何とも言えないけど」と苦笑い。さらに、「恋人の年齢上限は32歳」という過去の発言を突っ込まれると、「そうなんですよ。(ギリギリの年齢)だから今日の会見を機に、いろいろお話しなければいけないんじゃないですか。この性格、年齢を彼女がどう判断するか」と予想外の前向き発言。

最後に「女性が番組MCの菊川怜に似ている」と書かれたことを聞かれ、「僕は似てるとは思わないけど、怜ちゃんをハーフっぽくした感じかな」と回答。ただ、「向こう(菊川)東大、オレ中卒……おつかれさまでした」とオチをつけるのは、さすが旬の男。

小倉智昭から「どうですか、坂上さんは?」と振られた菊川は、満面の笑みで「(坂上は)私がタイプってこと?」と不思議ちゃんコメント。朝からなごませてくれる人だ。

●「矢口真里がシャツ&チョコ物色。2人の新居へお引越し」【ミヤネ】

不倫騒動の相手・梅田賢三と同棲生活を送り、再婚がささやかれる一方、メディアから姿を消した矢口。今月11日に、母・妹とマスク・メガネ・ニット帽の変装姿で、神奈川県のショッピングセンターへ行った姿が目撃された。そこで下着・服・小物を購入し、黄色のワンピースを試着。さらに、メンズ服を約30分物色した上に白シャツを購入。最後は地下のチョコレート売り場へ。バレンタインデー直前だっただけに梅田へのプレゼントを買ったと思われる。

そして矢口が帰ったのは、新築のデザイナーズマンション。パパラッチ対策か、また引っ越していたのだが、新居は50平方メートルで家賃20万円らしい。何だかホントに再婚&復帰宣言しそうなムードになってきた。

●「高島彩が女児出産。夫・北川が即ライブ熱唱!」【スッキリ】

高島が17日午後8時52分に待望の第一子を出産。3128グラムの女児で「小さな命の誕生に夫婦ともに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントを発表した。そして偶然なのか、発表当日に夫・北川悠仁が、同番組に生出演。父親になって初めて歌うという。

病院からスタジオに駆けつけた北川は、「出産は12時~8時くらいまでかかったんですが安産で。生まれる直前に間に合って立ち会えたんですけど、わけのわからない涙が……泣いてるつもりなかったんですが」と照れ笑い。すかさず加藤浩次が「こんな僕でも出産のときは泣いてしまいましたから」と合いの手を入れて、なごやかなムードに。その甲斐もあってか北川は、「この感動を音楽に変えたい」「抱っこしたらあったかかった」「ちゃんと守っていかなきゃ、と気合が入りました」といつも以上に冗舌。相方の岩沢厚治が「生粋の“キタパン”が生まれた。おめでとう!」とオチをつけた。その後、新曲『ヒカレ』を熱唱。アヤパンは病室で見ていたのだろうか。

●「香里奈がハワイで留学愛。電撃・国際・セレブ婚か!?」【ミヤネ】

かつて、「30歳までには結婚したい」と語っていた香里奈に熱愛+結婚報道。その相手は、台湾国籍の年下男性で、二宮和也に似たさわやかなイケメン&セレブらしい。

2人の出会いはハワイ。昨年春、連ドラの合い間を縫って、ハワイの語学学校に短期留学していたときに出会ったという。現地で腕組みデートや、ホームパーティーで香里奈が料理する姿が目撃されている。香里奈は21日で30歳になり、14年務めた『Ray』のモデルを卒業するなど節目を迎えることもあり、結婚を意識しているというが、所属事務所は「もう大人なので本人に任せています」のパターンではぐらかす。

「(香里奈と)非常に親しい人から話を聞いた」という宮根誠司は、「親しい友人であることに変わりないし、恋人になりうる可能性のある友人。ただ結婚はないらしい」と言い切った。「その人の言葉は確証が高い」と言っていたが、姉の能世あんなにでも聞いたのか。

ところで今回のスクープは、東京中日スポーツ。香里奈は名古屋出身だけに、こちらも相当近しい人から情報を得たのかもしれない。

●「なべやかんが爆笑結婚会見。替え玉でパパが登場」【とくダネ】

結婚会見に出てきたのは本人ではなく、なぜか父親のなべおさみ。少し遅れて現れたやかんは、「いきなり替え玉登場で……出たいと突然言いはじめたんです」と23年前の明大替え玉受験騒動を持ち出してボケた。

相手は8歳年下の元ラジオDJで、やかんより身長が13㎝高く169㎝という。交際歴は9年であり、顔はやかんが「サッカー元日本代表の前園真聖に似てる」、おさみが「モアイ像に近い。掃除が上手で松居一代さんみたい」と笑わせた。

「僕は(ゴーストライター騒動の)佐村河内さん側の人間。夜間学部だったので『やかん』と芸名をつけられて十字架を背負ってきた」「子供が産まれたら、絶対に勉強しておいた方がいいぞ。テストはちゃんとしろと言う」と最後まで自虐ネタで通すやかん。4月19日に行われる結婚式では、師匠のビートたけしがやらかしてくれそうだ。

●「さとう珠緒が事務所トラブル。3000万円賠償請求されていた」【ノンストップ】

さとうが元所属事務所社長から3000万円の賠償請求されている。デビューから苦楽をともにし、さとうにとって元社長は育ての親だが、「同じ過ちを起こさせないためにも裁判を起こした」と言われているらしい。

騒動の発端は2004年、さとうが「国税からの追徴税が払えない」と元社長に相談し、1300万円を借りたことから。これをさとうは一部しか返済していないらしい。さらに2009年、大手美容整形外科との広告契約で、二の腕の施術をすることになっていたが、さとうは「想像以上に痛かったから人にすすめたくない」とキャンセルしてしまう。けっきょく契約不履行となり、元社長は1600万円の損害賠償を負うことになった。その後、2011年にさとうは別の事務所へ。さらに、さとうが「社長が夜逃げして、事務所を出ていかなければいけなくなった」と発言したことも元社長の怒りを買った。「ぷんぷん」裁判の行方はいかに。ある意味これを乗り越えれば、さとうは再浮上のチャンスかも。

●「林葉直子が重度の肝硬変。死の淵で語る唯一の後悔」【ノンストップ】

独占インタビューに現れた林葉。その足取りはおぼつかず、ほおはこけ、おなかだけポコンと出ている。肝不全に近い重度の肝硬変を患っているという。

現在、福岡で1人暮らししている林葉は、「直る可能性はない。『いつ死んでもしょうがないな』って感じ」と話し、かすかに微笑む。肝硬変になった理由は、「不倫してワイルドターキーを飲みはじめた。『1日1本飲んだら死ぬんじゃないかな』と思って」と話した。先輩棋士との不倫騒動で将棋界を追われ、酒におぼれたのが原因らしい。その他、失踪騒ぎ、自己破産、女優活動、豊胸とヘアヌード写真集など、波乱万丈すぎる人生だ。

「後悔はない」と断言する林葉が唯一「残念だった」と話すのは、「不倫相手との間に子供ができたとき、産んでおけばよかった」「『誰の子?』って言われたから、『産まないよ』って言ったら、『ありがとう』って言われて……」「子供がいると全然違うでしょ。『もう少し頑張らなきゃ』って」と力なく話した。

この日、おそらく最後になるであろう著書『遺言』を出版。ブログのタイトルも『最後の食卓』に変えたが、「目がかすむので代筆してもらっている」という。ただ彼女はまだ46歳、せつなさを覚えてしまう。

●「坂上忍、熱愛騒動を生激白! 相手がビビってる」【ノンストップ】

騒動後、初のレギュラー出演となった坂上は、浮かない表情。設楽統に「根掘り葉掘り聞きますよ」と言われると、「大人のつき合い。『好きです』とか、『おつき合いしてください』とか言ってない」とキッパリ。千秋と青木さやかからダメ出しされると、「(向こうも)大人の関係だって分かってる。(大人の関係は)エッチしてるか、してないかだよ!」「ああだこうだ言うことがナンセンス。成立してるんだから」と吐き捨てた。

しかし、「相手の方が(今回の報道で)ビビっちゃってる」という。坂上の恋愛対象が32歳までという件は、「そういう話はしてるの。『もうすぐ私、33歳になるけど』と言われて、『どうにかしなきゃね』って話してたら撮られちゃったの」と微妙な時期であることを明かした。

結婚の可能性を聞かれると、「ない」と断言。ただ、その直後、「今の現実を正直に説明しているだけ。先のことは分からない」「こんなめんどくさいのを相手にしてくれるんだから、大事にしなきゃいけないね」と一転してマジメモードに。坂上の方がホレているとしか思えない。


このところ、写真週刊誌の張り込みがヒートアップしている。「次は『ベルリン国際映画祭』で最優秀女優賞を受賞し、次期朝ドラ出演も決まっている黒木華が狙われそう」と思っていたら、案の定『フライデー』に撮られた。と言っても、その内容は「路上で役者仲間と話し、スーパーでスープパスタを買った」というもの。つまり何でもないことまで、写真入りで載せられてしまうのだ。生き残りに必死なのは分かるが、これは大ネタが撮れなかったことの証。記者のパパラッチ化に、ツイッターやSNSでの素人投稿……自宅にこもり、料理にハマる芸能人が増えて当然かもしれない。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。