フランスのシトロエンはこのほど、第84回ジュネーブ・モーターショー(3月6日から一般公開)への出展概要を発表した。Cラインのニューモデルとして「C4 CUCTUS」「C1」の2モデルを、DSラインのニューモデルとして「DS 5LS」を発表する。
「C4 CACTUS」は非常に個性的なエクステリアを採用したモデルで、「コンパクトハッチバックに対する魅力的な提案」であり、「新しい時代の先駆けとなるもの」だという。バリエーションとしてコンセプトカー「C4 CACTUS Aventure」も公開される。
その他にも多数のモデルの出展が予定されており、中でも新しくリファインされた量販モデル「C1」の発表が注目されるが、このボデルについては詳細がいっさい発表されていない。C5シリーズでは、シトロエン独自のハイドラクティブIII プラス サスペンションを搭載した「C5 CrossTourer」が出展される。すでに7万2,000台の販売を記録している「C4 Picasso」「Grand C4 Picasso」も出展予定だ。
海外市場での販売が好調なDSラインには、ハッチバックのトップモデルとして、「DS 5LS」が発表される。DSラインは新たにカスタマイズが可能になり、「DS4」にはオプションとしてツートーン・ルーフが選択できるようになる。「DS5」はBlue HDiエンジンを新しく搭載し、サスペンションも変更された。
さらに、新しく投入される次世代エンジンも発表予定だ。ガソリンエンジンでは、「C4」に搭載される「Puretechターボエンジン」、ディーゼルでは、CO2排出量を削減しながらNOx排出量を効率よく制御するテクノロジーを採用した「Blue HDiエンジン」が注目される。