ビー・エム・ダブリューは、「M3 セダン」「M4 クーペ」を全国のBMW正規ディーラーにて注文受付を開始する。納車は7月からの予定。両モデルとも新開発の直列6気筒ターボエンジンやインテリジェント・ライト・ウェイト構造を採用し、高い効率を実現した。
「M3」は、サーキットでの最高の運動性能と、日常走行における高い実用性をあわせ持つモデルとして、1986年に初代モデルが登場した。今回、第5世代目となる新型「M3 セダン」に加え、全世界で4万台以上の生産台数を記録した先代「M3 クーペ」の後継モデルとし「M4 クーペ」も誕生した。
両モデルとも431PSを発揮する新開発の直列6気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速はわずか4.1秒となった。このエンジンはターボならではのハイパワーを実現しながら、自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがりを両立しているという。
ボディやサスペンションの大部分にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)や軽量アルミニウムを取り入れ、インテリジェント・ライト・ウェイト構造を採用。卓越した運動性能と高い効率の両立を実現した。「M4クーペ」の場合、先代モデルに比べて約80kgもの軽量化を実現し、車両重量は1,497kgとなった。さらに、途切れることのない加速と快適なシフト・チェンジを実現した7速Mダブル・クラッチ・トランスミッションM DCTドライブロジックも採用した。
価格は7速M DCTを搭載する「M3 セダン」が1,104万円、「M4 クーペ」の6速MT仕様が1,075万円、7速M DCTが1,126万円となっている。