神奈川県箱根町はこのほど、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 : Q』とのタイアップによる「ヱヴァンゲリヲン×箱根ご当地ナンバープレート」の発行を発表した。エヴァのシルエットがデザインされた4種類の原付用ナンバープレートだ。
同町では、現在の「箱根町仙石原」がエヴァの物語の中心地「第3新東京市」として登場することから、2009年に初のタイアップ企画として、「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を配布し、大きな話題となった。その後も「エヴァンゲリオンスタンプラリー」をはじめ、うちわ、フィギュアなどのオリジナルグッズも販売され、箱根観光の新しい需要を喚起する企画を継続的に実施している。
今回はエヴァンゲリオンデザインのナンバープレートと同時に、伝統工芸である箱根寄木細工をモチーフとした「HAKONE」デザインナンバープレートも同時に発行。3月25日に箱根町住民ホールで抽選を行い、ナンバーの交付順を決定する。番号は交付順とし、希望番号は受け付けない。また、希望者には既存のナンバーを無料で交換する。
発行枚数は、エヴァンゲリオンデザインのナンバープレートが50cc以下用300枚など合計390枚、「HAKONE」ナンバープレートが合計360枚。ただし、箱根町内の対象車両台数は2月14日現在、769台。すぐに限定数に達することはない見込みだという。箱根町では町内の事業所などへ積極的にはたらきかけ、ナンバープレートの付替えを促進する。