iPhoneのよさは、バッテリーがあり電波が届く場所であれば外界とつながりを保てるところ。1日24時間どんなときでも電話を受けられ、プッシュ通知でリアルタイムの情報を入手できる。ただし、それは気力と体力がもてばの話。誰にでも休息は必要、夜更けに連絡されても困ってしまう。

そこで出番となるのが、電話の着信と通知が知らされなくなる「おやすみモード」。iOS 7からはコントロールセンターでかんたんにオン/オフできるようになり、使いやすさが増した。おやすみモードをオンにしておけば、ぐっすり眠れるというものだ。

しかし、うるさい通知が表示されなくなってうれしいが着信があった場合は取らなければマズい、電話機能は通常どおり使いたいという人も多いはず。おやすみモードの初期設定では、すべての通知と「よく使う項目」に登録されている相手以外からの着信は遮断されてしまうのだ。

この問題を解決するには、「設定」でおやすみモードの設定を変更すればいい。着信を許可する相手を「すべての人」に変更したうえでおやすみモードをオンにすれば、すべての通知が表示されなくなるメリットは受けつつも電話機能は通常どおり、おやすみモードがオフのときと変わらずに利用できる。通知だけが遮断されるおやすみモードがほしい、と願うユーザ向けの設定なのだ。

操作手順をカンタン解説

1 「設定」を起動して「おやすみモード」をタップ、「着信を許可」をタップする

2 「すべての人」をタップしてチェックマークを付け、『設定』を終了する

3 これで、通知は遮断されるが電話機能は通常どおり、というおやすみモードのできあがり。あとはコントロールセンターで「おやすみモード」ボタンをタップするだけだ

(提供:iPad iPhone Wire)