リンクスインターナショナルはこのほど、Antec製電源ユニットの新モデルとして、「将来向け」の28(20+8)ピン電源コネクタを備え、80PLUS PLATINUM認証を取得した「HCP-850 Platinum」を発売した。店頭予想価格は32,980円前後。

HCP-850 Platinum

コネクタ群

リンクスインターナショナルによると、本体に搭載する28(20+8)ピン電源コネクタは「将来的に拡張が予想される、28ピンATX電源コネクタ仕様のハイエンドマザーボード」に対応したものだという。ケーブルはすべて取り外しが可能なフルモジュラー式を採用する。

また、+12V出力用に16ピンソケットを搭載、従来の8ピンだけでなく、10~16ピンまでのさまざまなコネクタに対応する。さらに2つの電源ユニットを同期接続させる、「OC link」コネクタを搭載し、消費電力の大きいCPUとGPUに対する電力を、それぞれ別の電源系統から供給することもできるという。

定格は850W、各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vは4系統のマルチレーンでいずれも出力は40A、-12Vが0.5A、+5VSBが3A。コネクタ数は、メイン24ピンATX電源コネクタ×1、8ピン+12V電源コネクタ×1、4+4ピン+12Vコネクタ×1、SATA電源コネクタ×9、4ピンペリフェラル電源コネクタ×6、4ピンFDD電源コネクタ×1、6+2ピングラフィックスカード用電源コネクタ×6。

本体サイズはW150×D190×H86mm、重量は2.1kg。