パイオニアは19日、ディスクのリード/ライトやベリファイ、マウント時間を短縮した16倍速ブルーレイディスクドライブ「BDR-S09J」を発表した。2月下旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は20,000円前後。
16倍速書き込みが可能なBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。PCの5.25インチベイに内蔵するタイプで、独自機構により防塵性能と静音性を高めている。読み出しを高速化する「高速読み出しモード」を搭載するほか、ディスクのセットアップ(マウント)時間も約20%高速化した。また、「ライト&ベリファイモード」ではアルゴリズムを最適化することで、記録時間を10分以上短縮している。記録面のムラを抑える「BD-R記録面重視モード」では、高精度な記録性能を維持しつつ、記録時間を約30%短縮した。
オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead3+(原音再生)」や、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」などの高音質化機能も装備。そのほか、ローディング動作や静音設定などを最適化する「ビデオ&オーディオモード」、データ読み出し時に発生する信号ノイズをクリアにする「リミットイコライザー」など、多彩な機能が盛り込まれている。
バンドルソフトは、ブルーレイ再生ソフト「PowerDVD 10」、映像編集ソフト「Power Director 10」「PowerProducer 5」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」、バックアップソフト「PowerBackup 2」、RAW現像ソフト「Photo Director 4」など。
主なメディアの最大書き込み速度は、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが14倍速、3層BD-R/BD-R LtHが8倍速、4層BD-Rが6倍速、1層/2層/3層のBD-REが2倍速、1層DVD-R/+Rが16倍速、2層DVD-R/+Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。
インタフェースはSATA、バッファメモリは4MB。本体サイズはW148×D180×H42.3mm、重量は約740g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。