JRグループは4月1日から6月30日まで、「新潟デスティネーションキャンペーン」(新潟DC)を展開する。食・花・雪・酒・匠をメインコンテンツに、新潟ならではの春の自然や食、歴史、文化、人にふれあう旅を提案するキャンペーンだ。
期間中、新たに導入されるジョイフルトレイン「越乃 Shu*Kura」(コシノ シュクラ)をはじめ、「SLばんえつ物語」「きらきらうえつ」など、イベント列車が多数運行される。
「越乃 Shu*Kura」は、日本酒をコンセプトにした新たな観光列車。5月2日から6月いっぱいまで、快速「越乃 Shu*Kura」として、金曜日と土休日を中心に信越本線高田駅から飯山線十日町駅までの区間を1日1往復運転する。車内では、地元・新潟から迎えた酒・食・美の3分野の女性スペシャリストの提案を取り入れたサービスを提供する予定だ。
「SLばんえつ物語」は4月5日から今年の運転を開始する。快速「SLばんえつ物語」として、土休日を中心に6月22日まで新潟~会津若松間で1日1往復運転される。今年から1号車が「オコジョ展望車両」にリニューアルされ、すべり台やボールプールなどで遊べる子供向けのフリースペース「オコジョルーム」と、パノラマウインドウからの景色が楽しめる「オコジョ展望室」の2つのコーナーで構成される車両となる。各車両の塗色も、グリーン車の「レトロ調大正ロマン」に合わせた塗色に統一される。
485系4両編成の「きらきらうえつ」は、金・土・日を中心に新潟~酒田間を1日1往復運転する快速列車。2号車のラウンジ車両では、3月1日から、お酒や会話を楽しみながらプロジェクションマッピングで沿線の観光ポイントや地産品などの映像が楽しめる「きらきら情報コーナー」が設置されるという。