ヤマハは、VOCALOID3対応の女性歌声ライブラリ「VOCALOID3 Library 杏音鳥音(アノンカノン)」のダウンロード版を3月3日に、パッケージ版を3月上旬に発売する。ダウンロード版は、VOCALOID公式ストア「VOCALOID STORE」にて購入可能。価格はパッケージ版がオープン、ダウンロード版が1万2,190円(税抜)。

「VOCALOID3 Library 杏音鳥音」

今回発売される「VOCALOID3 Library 杏音鳥音」は、個性の違う2種類の歌声を収録したVOCALOID3専用の日本語女性歌声ライブラリ。シンボルキャラクターには、イラストレーターのはくり氏がデザインしたという双子の女子高生キャラクター・杏音(アノン)と鳥音(カノン)が採用されており、杏音は"デレ"としたやさしい歌声、鳥音は"ツン"とした力強い歌声が特徴という。

推奨音域は杏音がG2からE4、鳥音がA2からE4、推奨テンポは杏音が60~160BPM、鳥音は80~180BPMとなっており、ロックナンバーはもちろん、スピード感あふれるダンスミュージックなど、派手なトラックにも対応可能とのこと。

また、パッケージ版には特典として、キャラクター本人によるセリフやしゃべり声などの音声ファイル(200種類以上)が同梱される。これらは「VOCALOID3 Editor」用のWAVトラックや「VOCALOID Editor for Cubase」のAudioトラックにて使用できる非圧縮Wave形式のボイスマテリアルで、ダンスミュージックに最適な「Clap your hands」や「Yo!」「Hooooo!!」といったマテリアルも収録されているとのこと。

対応OSはWindows 8.1/8/7(32/64bit)。なお、本製品は「VOCALOID Editor for Cubase NEO」に対応しているため、「Cubase 7 シリーズ」とあわせて使用することで、Mac環境でも使用可能となる。